しんきん投信「トピックス」
戦後最悪の不況にもかかわらず、株価は反発 新型コロナウイルスによる惨状をみると、「神など存在しない」と言いたくなるかもしれません。たしかに、これによる死亡者は世界で28万人を超え、 … [ 記事全文 ]
ロックダウンは、導入よりも「出口」が難しい 物事は、始めるよりも終える方が困難です。各国が導入したロックダウンについても、例外ではありません。それをいかに緩和していくのか。この出口 … [ 記事全文 ]
欧州の優等生 新型コロナウイルスとの戦いにおいて、世界から称賛を得るべき国々があります。アジアでは韓国や台湾ですが、欧米諸国に限ればどうでしょうか。筆頭に来るのは、合理性と人間愛の … [ 記事全文 ]
先駆けて最悪期から脱出 新型コロナウイルスが最初に流行した中国は、その最悪期をひとまず脱しました(図表1)。適切な措置を断行すれば、このウイルスは抑止できるのです。それを証明した中 … [ 記事全文 ]
需要激減で原油価格が急落 対立や不和を越え、4月12日、主要産油国が協調減産を決めました。世界がコロナウイルスという共通の敵と戦っている今、避けるべきは国と国との対立です。よってこ … [ 記事全文 ]
政治の本質的使命 人間や世界にとって最も重要なことは何か。それが明瞭になるのは、危機的な状況に追い込まれたときです。新型コロナウイルスの大流行という危機に立つ今、様々な面でそれを考 … [ 記事全文 ]
「自由の国」の外出禁止令 新型コロナウイルスが最も流行しているのは、今や米国です(図表1)。この世界一の経済大国は、コロナショックに打ち勝てるのか。その行方は世界経済の運命を決する … [ 記事全文 ]
第一の危機から第二の危機へ? 新型コロナウイルス(以下「ウイルス」)に伴う問題の解決は、困難を極めます。しかし、解決不可能な問題ではありません。よって、絶望すべき状況ではなく、大切 … [ 記事全文 ]
教訓を生かす 地球が回っている限り、夜明けは訪れます。混乱を極める金融市場についても(図表1)、同様です。新型コロナウイルス(以下「ウイルス」)で人類が滅びない限り、市場はいずれ平 … [ 記事全文 ]
楽観と悲観の間で 金融市場のムードは、楽観と悲観の間で大きく振幅するものです。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下「ウイルス」)をめぐる最近の相場変動は、異常す … [ 記事全文 ]
GDPショック 夢から覚め、厳しい現実に向き合った人は、しばし無力感に襲われます。日本経済は今、そのような状態です。アベノミクスで大復活、という夢が破れ、出口なき低成長という現実に … [ 記事全文 ]
問題は経済 トランプ米大統領は自己顕示欲が強く、負けず嫌いな性格です。そのため、11月の大統領選で再選を果たすべく、最も得策と思われる戦略をとるに違いありません。これは、米国にとっ … [ 記事全文 ]
予備選・党員集会がスタート 米大統領選に向けたプロセスは、恐ろしいほどに長丁場です。本選の投開票日9か月前となった2月、予備選や党員集会が早くも始まりました。金融市場参加者は、それ … [ 記事全文 ]
コロナウイルスによる新型肺炎に関し危惧されるのは、何より生命や健康、自由への影響です。そうした当然のことを踏まえた上で、一般的な投資家の疑問に現時点で答えるとすれば、以下のとおりで … [ 記事全文 ]
「異民族の共存は不可能」は、誤り マレーシアについては、鮮烈なイメージが浮かばないかもしれません。これは、同国にとり不名誉なことではありません。突出し過ぎた部分が少なくバランスのと … [ 記事全文 ]
小さな国の巨大な存在感 過去にしがみついている人は、東南アジアは日本よりも格下、と思っています。しかしそんな人も、シンガポールは別格、と認めるはずです。この国が先進的であることは、 … [ 記事全文 ]
すでに停滞国? データは客観的ですが、質の良し悪しを表しません。報道は便利ですが、中立性を欠きます。よって、ある国の真実を知るには、現地に行くのが一番です。特にそう断言できるのは、 … [ 記事全文 ]
① 波乱要因は、中東情勢 昨年は、多くの人の予想に反し日米の株価が20%前後も上昇するなど、投資家の視点で言えば幸運な1年になりました。今年はそれには及ばずとも、株式投資などでまず … [ 記事全文 ]
昨年の12月24日は米国株などが急落し、この点に限れば、ひどいクリスマスになりました。これに対し今年は、多くの投資家も、良い気分でクリスマスを楽しめるでしょう。年末年始も、心穏やか … [ 記事全文 ]
日本もアジア 東南アジアや中国へ行くと、希望や元気が与えられます。国が年々発展し、人々が豊かになっていく様子を、目の当たりにすることができるからです。こうした感覚は、日本や欧米では … [ 記事全文 ]
•日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。シティバンク銀行勤務を経て、スタンダードチャータード銀行のシニアインベストメントストラテジストとして経済・為替市場の調査・分析等に従事。2013年しんきんアセットマネジメント投信入社、現在に至る。
主な著書
•『通貨投資戦略』(共著)東洋経済新報社
•『世界経済のゆくえと資産運用戦略』(共著)東洋経済新報社