しんきん投信「トピックス」
日本の栄光、そして停滞 日本は、このままでは、異例な国として世界史に記されるでしょう。30~40年ほど前、米国を慌てさせるほどの勢いがあった日本経済は、今や停滞の象徴なのです(図表 … [ 記事全文 ]
昨年とは様変わり アメリカ(米国)は、1776年に英国から独立した、比較的新しい国です。その記念日7月4日を、米国の人々は今年、晴れやかに迎えました。健康と経済の危機を、乗り越えつ … [ 記事全文 ]
世界経済は危機脱出 世界経済はコロナウイルスに翻弄されましたが、さしあたり危機を脱したようです。その象徴は、原油価格です。それは昨年春の急落後、大幅に上昇し、現在の水準は感染流行前 … [ 記事全文 ]
金融市場での存在感が向上 もうビットコインを無視できません。投資対象として、それは今後ますます存在感を高める、と予想されるからです。また、その値動きが株式市場などに影響を及ぼす場面 … [ 記事全文 ]
連携強化が表明されたG7会議 わずか1年ほどで、世界は劇的に変わりました。第一に、コロナウイルスのためです。第二に、それと比べれば小さなことですが、米国でバイデン政権が誕生し、革新 … [ 記事全文 ]
欧州株vs米国株vs日本株 今年の世界株はおおむね堅調ですが、日本株は出遅れ気味です。他方、大幅に上昇しているのが、欧米の株価です(図表1)。そして今、世界の投資家の関心が特に高ま … [ 記事全文 ]
最近は優等生も苦戦 世界は一つです。したがって、すべての国がコロナウイルスを制御しない限り、その侵入・感染リスクはあらゆる国に残り続けます。このことを思い知らせているのが、アジアに … [ 記事全文 ]
多数の犠牲 聖地が集まる中東の国、イスラエルは、いつか訪れたい国です。しかし、ユダヤ人による1948年の建国以来、この国は、パレスチナとの緊張という火種をかかえています。今月中旬、 … [ 記事全文 ]
背景には需要増・投機増・供給制約 世界景気の回復による需要増などを背景に、コモディティー(商品)価格が堅調です。金属、穀物、原油、木材などの価格が、コロナウイルス懸念で急落した昨年 … [ 記事全文 ]
外交でバランス感覚を発揮 歴代の米政権は、「大統領就任後100日間」に、多大なエネルギーを注ぎます。それだけに、この100日間の実績は、政権の基本姿勢や政策実現力を如実に表します。 … [ 記事全文 ]
「就任後100日」は合格 「100」は重要な数字です。米国の大統領就任後「100日間」も、伝統的に多くの注目を集めます。4月末、バイデン政権はこの節目を迎えました。これまでの実績に … [ 記事全文 ]
共通の課題が団結を促進 様々な人が住む国をまとめようとするとき、最も手っ取り早い方法は、敵やライバルを外部に設けることです。多様な国からなる世界が団結に向かうのも、共通の敵や困難な … [ 記事全文 ]
トランプ氏は期待外れ 米国のトランプ前大統領は、多くの人を失望させ、再選に失敗しました。期待外れだったことの一つは、「10年間で1兆ドル規模のインフラ投資」という公約に関し、目立っ … [ 記事全文 ]
世界の感染状況は楽観できない コロナウイルスの猛威に苦しんでいるのは、日本だけではありません。感染を抑止できず、ワクチン接種も遅れている国は、ほかにも多数あります。そのため、世界全 … [ 記事全文 ]
市場は米国の金利上昇を警戒 コロナウイルスの流行という災難のため、人類は危機に直面しています。ところが、主要国の株価は、昨年の3月後半以降、大幅に上昇しています。これは、かなりの程 … [ 記事全文 ]
金融危機の原因は米欧資本主義 2008~09年の世界金融危機は、「100年に一度」の危機と呼ばれました。しかし、コロナウイルスによる現在の経済・健康危機は、それとは比較にならぬほど … [ 記事全文 ]
戦いが長引くほど気力をくじく 戦争が長引けば、兵は疲弊し、国の経済は窮乏する。そう説くのは、中国古代の兵法書『孫氏(作戦編)』です。コロナウイルスとの戦いでも、それが長引くほど、国 … [ 記事全文 ]
ユーロ高の背景に ユーロは足元、対円で2年超ぶりの高値をつけています(図表1)。これには、三つの背景が挙げられます。第一に、根本的なこととして、ユーロ圏や欧州連合(EU)の統合が徐 … [ 記事全文 ]
米経済変革の好機に つらい災いは、飛躍のきっかけに転じ得ます。コロナウイルスで多数の死者を出している米国も、この逆境を、好機に変えられるのでしょうか。より強く、公平なものに、米経済 … [ 記事全文 ]
市場の楽観 コロナウイルスが世界的な関心事になり、約1年が経過しました。その感染は収まっておらず、少なくとも今後数年間、「終息宣言」はまず無理でしょう。とはいえ、人類は、決して絶 … [ 記事全文 ]
•日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。シティバンク銀行勤務を経て、スタンダードチャータード銀行のシニアインベストメントストラテジストとして経済・為替市場の調査・分析等に従事。2013年しんきんアセットマネジメント投信入社、現在に至る。
主な著書
•『通貨投資戦略』(共著)東洋経済新報社
•『世界経済のゆくえと資産運用戦略』(共著)東洋経済新報社