しんきん投信「トピックス」
分断された世界にて 今年も、いわゆるエリートたちが、世界の難題について語り合いました。1月16-20日、恒例の世界経済フォーラム(ダボス会議)がスイスで開かれ、世界各国から政府高官 … [ 記事全文 ]
米民主党への追い風 米国の経済には、明るい動きが出ています。特に、昨年急上昇したインフレ率に関し、低下基調が鮮明になっていることです(図表1)。これは米国民の不満を和らげ、バイデン … [ 記事全文 ]
ユーロが拡大 試練を乗り越え、ユーロ圏は発展し続けています。世界経済において米国、中国とともに3大勢力の一角をなすユーロ圏(図表1)が健全な発展をとげることは、地球的な視点から言っ … [ 記事全文 ]
悪い材料があっても希望を持ちたい 神ならぬ人間の予知能力には、限界があります。とはいえ大まかなトレンドを予想するのは、必ずしも無謀とは言い切れません。それを筆者があえて予想すれば、 … [ 記事全文 ]
歴史に残りそうな多数の出来事 今年の重大ニュースを挙げるのは、例年よりも容易です。歴史的な出来事が、2022年は多数発生したからです。とはいえ10個に絞るのは、簡単ではありません。 … [ 記事全文 ]
インフレの鈍化 米連邦準備理事会(FRB)は、まだ利上げを続ける方針です。とはいえ、米国のインフレ(物価高)は、ようやく落ち着きつつあるようです。よって来年前半には、FRBは利上げ … [ 記事全文 ]
ロシア経済の意外な強さ ウクライナを不当に侵攻したロシアは、世界に二つのサプライズ(驚き)を与えています。一つは、ロシア軍の弱さです(ウクライナ軍の反撃に押され気味)。もう一つは、 … [ 記事全文 ]
難しいジレンマ 中国政府は、ジレンマ(板挟み)に直面しています。健康重視の観点からは、コロナウイルスの感染抑止策を続けねばなりません。しかしそれは行動制限を伴うため、目先の景気回復 … [ 記事全文 ]
米国:大幅利上げは一巡か? 主要な国や地域は、それぞれ大きな問題をかかえています。それでも現在の金融市場は、少しずつ安定に向かっているようにも見えます。様々な問題が、少なくとも市場 … [ 記事全文 ]
戦争の出口は見えない 平和と良好な環境が保たれてこそ、世界経済は健全な発展をとげます。よって投資家も、広い視野を持つ必要があります。そうした視野に立つと、残念な動きと前向きな動きが … [ 記事全文 ]
民主党の大健闘 世界中のリベラル派は、胸をなで下ろしているはずです。11月8日に投票が行われた米国の中間選挙において、社会面などにおけるリベラリズム(自由主義)を重視する民主党が、 … [ 記事全文 ]
緩和策で円安を促進、介入で円安阻止 日銀や日本政府は、円相場を一体どうしたいのでしょうか。日銀の超金融緩和策は、円安を促します。しかし円安の急進(図表1)を阻止するための為替介入を … [ 記事全文 ]
英ポンドの変動 自国通貨安に関しては、様々な原因があり得ます。英ポンドについて言えば、対ドルでの今年の下落は、英国の景気減速懸念に加え英国政治の迷走が主な原因です。ただ政治面では、 … [ 記事全文 ]
西洋から東洋へ 21世紀は、米中が覇権を争う時代です。「20世紀の覇者である米国が主導する世界秩序が動揺し、中国に代表されるアジアが経済などで躍進した」というように、未来の世界史教 … [ 記事全文 ]
円の価値が急落 自国の通貨価値が下がって喜ぶのは、愛国心がない人なのでしょうか。必ずしも、そうではありません。円の価値が今年急落していますが(図表1)、日本の「愛国者」の中でも、円 … [ 記事全文 ]
レアル高・円安 日本や英国など、いわゆる「先進国」の通貨価値が下がる一方、「新興国」の中では今年、それが上がっている国もあります。特に際立っているのは、経済・人口規模で南米最大の国 … [ 記事全文 ]
株・債券が下落 多くの投資家は今年、苦戦を強いられています。実際、世界的に株価が下落し(図表1)、債券価格の下落(利回り上昇)も顕著です。しかし、金融市場の将来に深く絶望する必要は … [ 記事全文 ]
円とユーロ 急激な円安で焦った日本政府・日銀は、22日、ドル売り・円買いの為替介入を実施しました(→一時円高へ)。ただ、円は今年、ドルに次ぐ主要通貨であるユーロに対しては、対ドルほ … [ 記事全文 ]
中間選挙の形勢は 世の姿や人の考えは、様々に移り変わります。金融市場も足元、米国の金融政策などをめぐり右往左往しています。政治に目を転じると、米国での11月8日の中間選挙に関し、情 … [ 記事全文 ]
英国も日本も衰退へ? 9月8日、英国のエリザベス女王が亡くなりました(享年96歳)。国民から敬愛された女王の死去は、「真の国葬」にふさわしいと言えます。ただそれは、「英国の衰退」を … [ 記事全文 ]
•日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。シティバンク銀行勤務を経て、スタンダードチャータード銀行のシニアインベストメントストラテジストとして経済・為替市場の調査・分析等に従事。2013年しんきんアセットマネジメント投信入社、現在に至る。
主な著書
•『通貨投資戦略』(共著)東洋経済新報社
•『世界経済のゆくえと資産運用戦略』(共著)東洋経済新報社