しんきん投信「トピックス」
ヘルスケアの屈辱 トランプ米大統領は、早くも屈辱的な挫折を味わうこととなりました。先週末、ヘルスケアをめぐる改革案に関し、撤回を余儀なくされたのです。オバマケア(前政権による医療保 … [ 記事全文 ]
民主主義の危機? 内外の極右台頭で、民主主義(国民主権、法の支配などを柱とする思想や制度)や世界経済が危機にさらされる可能性は、否定できません。しかし先週からのイベントは、多くの明 … [ 記事全文 ]
全人代が開幕 中国では今、全国人民代表大会(全人代)が開かれています。国会に一応相当し、年1回開かれる重要な会議です。今年は5日から来週半ばまで行われ、向こう1年間の基本的な政策方 … [ 記事全文 ]
世界経済は堅調だが 世界経済は今年、昨年より高い成長率が見込まれます。米国株などの上昇も、不合理と言い切れません。 米国はトランプ政権の景気刺激策に頼らなくても、雇用拡大などに伴い … [ 記事全文 ]
米国では、権威主義は成功しない トランプ政権下の米国を覆うムードは「混沌」です。ただ、時代や国が違っても人間の考えは同じようなものです。同政権のたどる道を見通すのは、案外容易かもし … [ 記事全文 ]
4期連続のプラス成長を達成 昨年10-12月期、日本の実質国内総生産(GDP)は前期比0.2%増(年率1.0%増)でした。4四半期(つまり1年)連続のプラス成長です。年間ベースでも … [ 記事全文 ]
米欧ナショナリズムの危険 トランプ大統領に翻弄される米国に続き、欧州でも今年、ナショナリズムが猛威を振るうのでしょうか。 自国を愛するという意味でのナショナリズムは、悪いこととは言 … [ 記事全文 ]
なぜ失敗が予想されるのか? トランプ新政権による政策は、総じて失敗すると予想されます。根本的な矛盾が三つあるからです。 まず、米国では所得格差の修正が急務であるのに、トランプ氏は富 … [ 記事全文 ]
米国第一主義 トランプ新大統領の「米国第一」主義は、いかなる批判を浴びても揺らがないでしょう。20日の就任演説でも、力強く叫ばれたのは、「米国を再び偉大にする」ために、国内産業を「 … [ 記事全文 ]
気高い人格 米国ではトランプ政権がもうすぐ誕生します。しかし忘れてならないのは、オバマ大統領の功績です。 オバマ氏は、トランプ氏とは対照的な人物です。米国の良き価値観を体現する人だ … [ 記事全文 ]
世界の変化 今年の世界は、基本的な平和が保たれる限り、昨年をやや上回る経済成長をとげると予想されます。 とはいえ新政権が発足する米国を中心に、経済政策や国際情勢には大きな不確実性が … [ 記事全文 ]
2016年の回顧と教訓 2016年は重要な出来事がいくつも起こり、金融市場はしばしば動揺しました。それでも、米国株は上昇し、日本株は年初の水準を回復しています。世界経済も、緩やかに … [ 記事全文 ]
「米国を再び偉大に」と言うが ドナルド・トランプ氏の一貫した信念は、「米国を第一」に考え、「米国を再び偉大にする」というものです。しかし長期的に予想されるのは、米国の復活ではなく、 … [ 記事全文 ]
トランプ氏を批判する人、支持する人 ドナルド・トランプ氏については、良い面にも着目すべきです。しかし米国では、金融市場の一部を除き、厳しい評価が優勢です。大統領選後に筆者が米国を訪 … [ 記事全文 ]
トランプ氏勝利の後、北米取材を実施 岐路に立つ米国のことを知るには、現地の雰囲気に触れるのが一番です。そこで、ドナルド・トランプ氏が大統領選に勝利した後、北米(ニューヨーク、ワシン … [ 記事全文 ]
トランプ現象の世界史的文脈 米大統領選では、ドナルド・トランプ氏が勝利しました。世界史に残るべき出来事です。 トランプ現象とは、現状に不満を持つ人々(特に白人労働者)のエリートへの … [ 記事全文 ]
異次元緩和は限界 日銀は、自らの能力には限界があるという事実を、市場に納得させることができたようです。実際、日銀は本日までの金融政策決定会合で追加緩和を見送りましたが、金融市場は特 … [ 記事全文 ]
驚くべき安定性 中国は、経済、政治や言論の自由を統制しながらも、高めの経済成長を安定的に続けています。 最近発表された7-9月期の国内総生産(GDP)は、前年比6.7%増となりまし … [ 記事全文 ]
タイの国王が崩御 10月13日、タイのプミポン国王(ラーマ9世)が亡くなりました。人々は今、悲嘆にくれています。 これは、純粋な気持ちでしょう。たしかにタイでは、王室を侮辱すると罰 … [ 記事全文 ]
IMFの世界経済見通し 世界経済についての見方は、このところ、少なからず悲観的なトーンに傾いているように見えます。 たとえば国際通貨基金(IMF)は、今月発表した見通しで、世界経済 … [ 記事全文 ]
•日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。シティバンク銀行勤務を経て、スタンダードチャータード銀行のシニアインベストメントストラテジストとして経済・為替市場の調査・分析等に従事。2013年しんきんアセットマネジメント投信入社、現在に至る。
主な著書
•『通貨投資戦略』(共著)東洋経済新報社
•『世界経済のゆくえと資産運用戦略』(共著)東洋経済新報社