しんきん投信「トピックス」
米金利上昇でもドル安に 為替市場では今、「ミステリー(謎)」が生じているのでしょうか。米国の金利が上昇しているのにドル安・円高へ、という現象のことです。実際、対円に限らずドルの弱さ … [ 記事全文 ]
オリンピック精神 オリンピック(五輪)憲章がうたう目的の一つは「スポーツを通じた平和の推進」です。いま韓国で開催されている平昌(ピョンチャン)五輪をみると、その精神はまだ生き続けて … [ 記事全文 ]
主体性なき日本 世界での日本は、外交ばかりでなく経済でも、主体性や存在感を発揮できずにいます。先週の日本株急落も、直接的には米国の動きに追随したものです。実体経済についても、海外次 … [ 記事全文 ]
米国発、世界同時株安 この週明け、米国株が急落しました。2月5日のNYダウは前週末比1,175ドル安と、1日の下落幅は史上最大となりました(下落率は4.6%と、2011年8月以来の … [ 記事全文 ]
問題は「反グローバリズム」 日米の株式市場は今週、一旦大きく下落しました。ただ、この動きは一時的な調整に終わる可能性が高そうです。主要国の景気が堅調であることに、特段変わりはない … [ 記事全文 ]
政府機関の閉鎖が現実のものに 米国政治の機能不全をみていると、あの国は二流国へ転落した、と断定したくなるかもしれません。 先週末には、ついに政府機関の業務停止(警察など必須機能を … [ 記事全文 ]
減税よりも移民問題 金融市場での当面の注目点は、昨年末に決まった米国の法人税減税による、業績見通しへの影響です。 しかし今、米国の社会で激しく論じられているのは、移民の問題です。税 … [ 記事全文 ]
株高の理由を再整理 年明けの金融市場は明るいムードに包まれました。特に株価は、昨年の勢いが続いています(図表1)。 これには相応の理由があります。何より、当面の世界経済は適度な … [ 記事全文 ]
「光か、闇か」 1年ぶりに米国を訪れました(写真1,2)。呼び起こされたのは、この国への愛憎半ばする感情です。 これほど刺激に満ちた国は、ほかにありません。自由な環境から生まれる … [ 記事全文 ]
華やぐ米国 米国は、最も華やかな時期を迎えました。感謝祭(サンクスギビングデー、今年は今月23日)の前日から年末年始まで、人々は家族や知人に感謝の思いを伝えたり、食事や買い物を楽 … [ 記事全文 ]
事実上のクーデター勃発 アフリカ南部に位置するジンバブエは、2000年頃からの約10年間、経済が大混乱したことで有名です。特に、物資の不足と通貨の乱発に伴うハイパーインフレは、信じ … [ 記事全文 ]
アジアへの旅を終えて トランプ米大統領は、アジア歴訪を無事に終えました。日本、韓国、中国の接待攻勢、ベトナム、フィリピンの温かい歓迎は、アジア式の「おもてなし」として、トランプ氏の … [ 記事全文 ]
日本の平和を証明した、日米首脳「会談」 日本を含むアジアの現状は、緊迫化する中東情勢などに比べると、はるかに平和だと言えるでしょう。 一部の人が危機をあおる北朝鮮問題も、本当は、さ … [ 記事全文 ]
残念なこと、良かったこと 衆院選で残念だったのは、重要な論点に関し議論が深まらなかったことです。ただ、良いことも起こりました。つまりアベノミクスを擁護する際に用いられる定番の言い訳 … [ 記事全文 ]
「謙虚」がキーワードに 衆院選の勝利には「謙虚に向き合い」、今後も「謙虚に全力を尽くす」と、首相は述べました。日本の美徳「謙虚さ」が復活するのでしょうか。それが本心だとすれば、政治 … [ 記事全文 ]
根強い警戒感 本日、中国共産党大会が始まりました(24日まで)。5年毎に開催される、同党の最重要会議です。中国では共産党一党支配が行われているので、この会議で示されることは、国家の … [ 記事全文 ]
論点は後付けだが 日本の政治を見ていると、諦めの心境に陥るかもしれません。22日の総選挙(衆院選)については、そもそも解散の動機が不純です。野党の再編も性急に過ぎ、深い哲学が感じら … [ 記事全文 ]
欧州統合に向けて 長い目で見れば、欧州は統合の方向へ進むでしょう。ただし、その過程は平たんではあり得ません。 欧州連合(EU)やユーロ圏の統合深化に関し、旗振り役を務めようとしてい … [ 記事全文 ]
既存勢力の失速 24日に実施されたドイツ総選挙(図表1)は、大きな「希望」とともに、若干の懸念を残しました。 第1党となったのは、予想どおり、キリスト教民主・社会同盟(CDU/CS … [ 記事全文 ]
日本とドイツの総選挙 突然、日本の解散・総選挙が日程に上ってきました。しかし、明確な争点を欠く以上、あまり盛り上がらない選挙となりそうです。与党の議席が急減しなければ、金融市場への … [ 記事全文 ]
•日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。シティバンク銀行勤務を経て、スタンダードチャータード銀行のシニアインベストメントストラテジストとして経済・為替市場の調査・分析等に従事。2013年しんきんアセットマネジメント投信入社、現在に至る。
主な著書
•『通貨投資戦略』(共著)東洋経済新報社
•『世界経済のゆくえと資産運用戦略』(共著)東洋経済新報社