しんきん投信「トピックス」

しんきん投信「トピックス」

しんきんアセットマネジメント投信株式会社

URL：https://www.skam.co.jp/

金融市場の注目材料を取り上げつつ、表面的な現象の底流にある世界経済の構造変化を多角的にとらえ、これを分かりやすく記述します。

• 「ハード・ブレグジット」は怖くない

  しんきん投信「トピックス」 2016/10/05

  ハードかソフトか 当面の政治リスクと言えば、やはり11月の米大統領選挙が挙げられます。しかし、6月の国民投票で欧州連合（ＥＵ）からの離脱、つまり「ブレグジット」を選択した英国も、忘 … [ 記事全文 ]
• 「クリントンvs.トランプ」の行方は？

  しんきん投信「トピックス」 2016/09/29

  米国の根本問題と大統領選 米国社会は混迷に陥り、大統領選（投開票11月8日）も接戦です。今週の第1回討論会ではクリントン氏が優位に立ちましたが、あと2回（10月9日、19日）の討論 … [ 記事全文 ]
• 日米金融政策を「総括」し、為替などを展望する

  しんきん投信「トピックス」 2016/09/23

  日銀は大胆に転向 今月は、日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）が同じ日（20、21日）に開かれました。それらの結果は、今後の金融政策や為替相場を考える上で、極めて … [ 記事全文 ]
• 日銀は何を間違えたのか？

  しんきん投信「トピックス」 2016/09/14

  「総括する」とはどういうことか？ 「総括する」という言葉は、多くの場合、「思想や行動の誤りを自己批判する」という意味で使われます。そうした意味でこの言葉がさかんに使われた、1970 … [ 記事全文 ]
• G20におけるグローバル化の議論

  しんきん投信「トピックス」 2016/09/07

  G7からＧ20へ 9月5日まで、中国の杭州にて20か国・地域首脳会議（G20サミット）が開かれました。採択された宣言は盛りだくさんですが、世界経済をリードしようという、中国の意気込 … [ 記事全文 ]
• 米ＦＲＢの知的良心

  しんきん投信「トピックス」 2016/08/31

  利上げに前向きな理由 米国では昨年12月に続き、今年も9月か12月、政策金利が引き上げられるかもしれません。 ただ、これを急ぐ必要はないでしょう。世界経済は、盤石の状態とは言えませ … [ 記事全文 ]
• ブラジルの苦境とリオ五輪の教訓

  しんきん投信「トピックス」 2016/08/24

  多くの試練の中で リオデジャネイロで開かれたオリンピック（以下、五輪）は、予想を超える盛り上がりを見せました。 今回は、五輪そのものの意義が問われました。「金儲け主義」に加え、ドー … [ 記事全文 ]
• 「失敗の本質」と「脱ＧＤＰ成長」

  しんきん投信「トピックス」 2016/08/16

  遠のく成長目標 日銀の「物価上昇率2％」と同じく、政府の「実質成長率2％」という目標は、ほぼ達成不可能です。 4-6月期の実質国内総生産（ＧＤＰ）は、前期比0.0％増（年率0.2％ … [ 記事全文 ]
• 米国の「謎」が深まる中、ＦＲＢの信頼性は？

  しんきん投信「トピックス」 2016/08/10

  米国の雇用は（一見すると）良好 米国の景気は良いのか悪いのか？ これが最近、ますますわかりにくくなっています。 雇用は良いようです。7月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比で … [ 記事全文 ]
• 異次元緩和が挫折した後の経済政策

  しんきん投信「トピックス」 2016/08/04

  失望と希望 ７月末に日銀が行った金融政策決定会合は、失望や違和感とともに、一筋の希望をもたらしました。 日銀が今回決めたのは、株価指数に連動する上場投資信託（ＥＴＦ）の買入れ額を増 … [ 記事全文 ]
• ポピュリズムに染まる国はどこか？

  しんきん投信「トピックス」 2016/07/27

  ポピュリズムとは 欧米では、「ポピュリズム」が問題になっています。「大衆迎合主義」などと訳される言葉です。 しっかり定義すれば、「大衆の刹那的な欲望、現状への不満、根拠の疑わしい恐 … [ 記事全文 ]
• アジア取材報告②－なぜ、ミャンマーなのか？

  しんきん投信「トピックス」 2016/07/21

  はじめに　 7月上旬、ミャンマーを取材しました。「最後のフロンティア」として、アジアで最も注目されている国の一つです。（なお、「ビルマ」と呼ばれることもありますが、ここでは「ミャン … [ 記事全文 ]
• アジア取材報告①－中国から学ぶ

  しんきん投信「トピックス」 2016/07/14

  はじめに　 7月上旬、中国（広州）とミャンマー（ヤンゴン）を取材しました。そこで、まずは中国について報告します。多くの人が言うように、中国経済は、本当に不況なのでしょうか。 広州と … [ 記事全文 ]
• 参院選における「経済政策」という争点

  しんきん投信「トピックス」 2016/06/30

  アベノミクスを問う選挙？ 英国は、民主的な手続きによって欧州連合（ＥＵ）離脱を選びました。その意思は十分尊重されるべきでしょう。日本の有権者も、7月10日に行われる参議院選挙におい … [ 記事全文 ]
• 中国の改革を促すもの

  しんきん投信「トピックス」 2016/06/22

  中国リスクは終わっていないが 英国の国民投票（23日）に注目が集まっていますが、それが落ち着けば、またしても「中国リスク」が蒸し返されそうです。ただ、中国経済が崩壊するといった極端 … [ 記事全文 ]
• 「ブレグジット」の何が問題なのか？

  しんきん投信「トピックス」 2016/06/15

  いよいよ英国民投票へ 英国は、欧州連合（ＥＵ）の一員であり続けるのか。6月23日、それを問う国民投票が行われます。 昨年の総選挙にあたり、キャメロン首相が離脱派に配慮し、国民投票の … [ 記事全文 ]
• 米ＦＲＢは「新しい判断」を行うのか？

  しんきん投信「トピックス」 2016/06/08

  雇用統計ショック まず結論を言えば、米国経済は勢いを欠いています。利上げは遅れ、為替は円高へ振れやすいでしょう。 米国経済について強気な見通しを述べるとき、これまでは「雇用は良好」 … [ 記事全文 ]
• アベノミクスの研究

  しんきん投信「トピックス」 2016/06/01

  伊勢志摩サミットを終えて 5月27日までの先進7か国首脳会議（G7伊勢志摩サミット）は、政治パフォーマンスの舞台として、長く記憶に残りそうです。日本の聖地に（政教分離に配慮しつつ） … [ 記事全文 ]
• 原油価格の見通し

  しんきん投信「トピックス」 2016/05/25

  原油は急反発 年初には、世界のリスクとして中国景気と原油安が挙げられました。しかし、いずれも騒ぎすぎだったようです。特に原油は2月に1バレル＝20ドル台をつけた後、50ドル近くへ上 … [ 記事全文 ]
• 伊勢志摩サミットに向けて

  しんきん投信「トピックス」 2016/05/19

  日本経済の現実 アベノミクスが始まって約3年半が経過しました。そろそろ現実に正面から向き合うべきでしょう。 今般発表された1-3月期の実質国内総生産（ＧＤＰ）は、前期比0.4％増（ … [ 記事全文 ]

会社名：しんきんアセットマネジメント投信株式会社

(Shinkin Asset Management Co.,Ltd.)

執筆者：辻　佳人

URL：https://www.skam.co.jp/

【ご挨拶/プロフィール】
•日本興業銀行（現みずほ銀行）入行。シティバンク銀行勤務を経て、スタンダードチャータード銀行のシニアインベストメントストラテジストとして経済・為替市場の調査・分析等に従事。2013年しんきんアセットマネジメント投信入社、現在に至る。
主な著書
•『通貨投資戦略』（共著）東洋経済新報社
•『世界経済のゆくえと資産運用戦略』（共著）東洋経済新報社