市川レポート 経済・相場のここに注目
植田日銀総裁候補の所信聴取と質疑からみえてきたこと 植田氏は、物価目標の持続的・安定的な達成にはまだ時間を要し、緩和継続が適切と明言した。 基調的な2%物価上昇の実現が見通せれば正 … [ 記事全文 ]
主要アセットクラスのパフォーマンス検証~2022年と年明け以降 2022年は通年で上昇した主要アセットクラスはコモディティのみで、非常に厳しい投資環境だった。 ハイイールドのパフォ … [ 記事全文 ]
国内企業の2023年度賃金はどれくらい上がりそうか 連合は春闘で5%程度の賃上げ要求を決定、インフレを上回る賃上げが実現されるか注目される。 東京商工リサーチの調査では8割の企業が … [ 記事全文 ]
植田日銀総裁候補の金融政策スタンスについて考える 植田氏は1999年に時間軸政策を推し、2000年のゼロ金利解除はもう少し待ちたいとして反対。 2005年の著書や最近の寄稿では緩和 … [ 記事全文 ]
国内企業の2022年4-12月期決算の振り返りと今後の注目点 4-12月期は増収増益となったが利益の伸びは鈍い、引き続き製造業が不調で非製造業は好調。 企業の今年度の業績予想は前回 … [ 記事全文 ]
2023年の米国経済見通しを更新(2023年2月) 米景気後退は短期で浅いとの見方は不変だが景気後退入りの時期を今年前半から後半に変更。 インフレはサービス価格の伸びが高水準で見通 … [ 記事全文 ]
米物価の粘着性とドル円相場 米CPIの伸びは前年比で低下傾向、ただ前月比の数値などから依然物価の粘着性がうかがえる。 CPIの6割弱を占めるサービス価格の伸びが継続、過去の経緯を踏 … [ 記事全文 ]
日本株に関する年明け以降の特徴的な動き 昨年は世界的な金融引き締めと景気後退懸念から内需株は外需株を大きくアウトパフォームした。 今年は年初から一転、外需株が内需株をアウトパフォー … [ 記事全文 ]
日銀総裁に植田氏起用へ~注目される政策運営と市場への影響 植田氏起用はサプライズ、学者で黒田体制以前の元審議委員という人選は岸田首相の独自色。 植田氏の理論を基に内田氏が政策立案、 … [ 記事全文 ]
最近のFRB高官発言にみるタカ派度合いと米利上げ長期化リスク 米雇用統計後のパウエル発言はFOMC時とほぼ同じ、ただ雇用の強さ続けば追加利上げを示唆。 今年のFOMCで投票権を持つ … [ 記事全文 ]
日銀総裁人事報道を受けた金融市場の動きについて 日本経済新聞は政府が日銀総裁を異次元緩和政策に携わってきた雨宮副総裁に打診と報じた。 報道を受け、国内市場では円相場が下落、日経平均 … [ 記事全文 ]
回復基調が鮮明な米ハイテク株と強い米労働市場をどう考えるか 米国では年初の経済指標がインフレ減速を示唆し長期金利が低下、ハイテク株の上昇が顕著に。 ただ1月米雇用統計は非常に強い内 … [ 記事全文 ]
2023年1月FOMCレビュー~おおむね想定内で市場は安堵 利上げ幅は予想通り25bp、声明で物価の表現を若干修正も利上げ継続が適切との文言維持。 パウエル議長はサービス価格の高止 … [ 記事全文 ]
日銀の総裁・副総裁人事と予想される市場の反応 総裁候補の本命は、雨宮副総裁と中曽前副総裁だが、両名とも総裁就任に消極的との報道も。 山口元副総裁が総裁候補に浮上、ADB総裁浅川氏や … [ 記事全文 ]
量的緩和、マイナス金利、イールドカーブ・コントロールを再考する 量的緩和の拡大でも物価上昇につながりにくい理由は実体経済の資金の流れに手掛かりがある。 マイナス金利は非常によく考え … [ 記事全文 ]
東証の市場再編~上場維持の経過措置は順次終了へ 東証は新市場の上場を維持する経過措置について2025年3月以降に順次終了する案を公表。 新市場で13.4%の企業は、上場維持基準に適 … [ 記事全文 ]
米量的引き締めの進捗状況を確認する QT開始の6月および7月の有価証券残高の減少額は、計画を大きく下回る低調な結果となった。 ただそれはインフレなどの要因によるもので、その影響が低 … [ 記事全文 ]
2023年1月FOMCプレビュー~今回の注目点を整理する 25bpの利上げはほぼ織り込み済み、今回は利上げ停止の手掛かりの有無が焦点となりつつある。 複数のFRB高官は、引き締め継 … [ 記事全文 ]
2023年の米国株は好調なスタート~その背景を探る 米経済指標やFRB高官発言などでインフレと利上げへの警戒が後退し、米国株は年初から上昇。 S&P500指数の持ち直しはP … [ 記事全文 ]
決算発表が本格化する国内企業の業績と株価の見通し 国内では今週から3月期決算企業の決算発表が本格化するが原材料費の動向は注目点の1つ。 円高や中国のゼロコロナ政策解除について企業側 … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。