市川レポート 経済・相場のここに注目
パウエルFRB議長再任へ~米金融政策の舵取りはどうなるか FRB議長と副議長の人事を受け、市場で米利上げの織り込みが進み、ドル円は115円台を回復。 米金融政策の正常化ペースが速ま … [ 記事全文 ]
2021年4-9月期決算の総括と市場の受け止め 4-9月期は途中経過の状況と変わらず大幅な増収増益に、コロナによる業績低迷の反動が継続。 企業は2021年度の業績について増収増益の … [ 記事全文 ]
FF金利先物と投機筋ポジションが示唆するドル円相場の方向性 ドル円はFOMC後112円台をつけたが米10月CPIを受け早期利上げ観測から114円台を回復。 FF金利先物市場は物価高 … [ 記事全文 ]
東芝などにみられる会社分割の動きについて 米国ではGEやJ&Jが、日本では東芝が、会社を主要な事業ごとに分割する方針を相次いで発表。 このような会社分割決断の背景には、コン … [ 記事全文 ]
2021年4-9月期決算の途中経過と株価の反応 前年のコロナによる業績低迷の反動で、製造業、非製造業とも、大幅な増収増益傾向が継続中。 企業による2021年度の業績予想は上方修正の … [ 記事全文 ]
岸田首相の経済対策とリカードの中立命題 経済対策の原案が明らかになり、現金給付は18歳以下に一律10万円の方向で検討中の模様。 10年後以降の増税を予想する家計が多いほど、現金給付 … [ 記事全文 ]
衆院選の結果が日本株に与える影響について テーパリング開始決定は想定済みで市場の焦点は物価と利上げ開始時期に関する当局の見解。 声明で物価上昇は一時的としつつ表現を微修正、パウエル … [ 記事全文 ]
衆院選の結果が日本株に与える影響について 自民党は単独で絶対安定多数の261議席を獲得し岸田首相は政権基盤を固めることができた。 岸田首相は今後、経済対策を打ち出し、自身の政策の具 … [ 記事全文 ]
米国でインフラ投資や新年度予算の協議が進展しない理由 バイデン政権の経済対策実現に道を開くインフラ投資と新年度予算は、関連法案の審議が遅延。 インフラ投資法案は上院で可決済みだが、 … [ 記事全文 ]
衆院選直前~日本株を見通す上での確認事項 21日の日経新聞報道や、24日の参院補欠選を受け、日経平均は下落、与党苦戦は売り材料。 株式市場は情勢調査に一喜一憂する状況にあり、選挙結 … [ 記事全文 ]
2021年4-9月期決算の注目ポイント 今週は注目度の高い半導体製造装置や電子部品、工作機械の主要メーカーが決算発表予定。 4-9月期の進捗率や業績予想の修正度合いが焦点、ただ供給 … [ 記事全文 ]
2021年10月衆議院総選挙~シナリオ別に考える相場の反応 衆院選では与党が連立政権を維持するか野党が勢力を伸ばして政権交代を実現するかが焦点。 与党が議席数3分の2確保なら株高・ … [ 記事全文 ]
中国経済は大丈夫なのか 中国7-9月期実質GDP成長率は前年同期比+4.9%に減速、経済停滞が確認される結果に。 ただ当局は消費が緩やかな持ち直し局面に入り不動産投資の減少も管理可 … [ 記事全文 ]
米テーパリングでも流動性相場は終了せず 米金融当局はテーパリングを11月中旬か12月中旬に開始、来年半ばごろ終了の方向で検討中。 議事要旨では米国債の購入額を100億ドル、MBSを … [ 記事全文 ]
ドル高・円安進行の背景と当面の見通し ドル円は9月のFOMC以降ドル高・円安が大きく進行し、足元で113円台後半に達している状況。 米金融政策正常化が意識され、原油価格も上昇、米利 … [ 記事全文 ]
スタグフレーションは起こり得るか 米中景気の先行き懸念と、世界的なエネルギー価格の上昇で、スタグフレーションを警戒する声も。 米国は過去、石油危機でスタグフレーションを経験、悲惨指 … [ 記事全文 ]
日本株を取り巻く国内外の懸念材料を整理する 日経平均が9月14日に年初来高値をつけたあと急落したのは、複数の懸念材料が重なったため。 ただ、国内で金融所得課税見直しは先送り、中国は … [ 記事全文 ]
供給制約とインフレ懸念 米国では長期金利が上昇傾向にあり、物価の伸びも高止まりするなか、インフレを懸念する向きも。 FRBは、人手不足などによる供給制約が物価高止まりの一因だが、そ … [ 記事全文 ]
金融所得課税と1億円の壁 足元で続く日経平均の下落は岸田氏が掲げる金融所得課税の見直しを嫌気した反応との声も。 金融所得税率が一律のため年間所得1億円超で所得税負担率が低下する1億 … [ 記事全文 ]
改めて考える米債務上限問題のリスク 米国債の発行残高は債務上限に近づいており、上限が引き上げられなければ米国はデフォルトに。 民主党は単独で上限の引き上げが可能だが、共和党と共に対 … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。