市川レポート 経済・相場のここに注目
2021年12月FOMCレビュー~タカ派的だがほぼ想定内 注目されたテーパリングの議論についてはペースの加速が決定、量的緩和は来年3月に早期終了。 ドットチャートが示唆する来年0. … [ 記事全文 ]
主要先進国における賃金と物価の関係 2000年を基準に2019年までの賃金伸び率がマイナスとなったのは、先進国8カ国のうち日本だけ。 2000年から2019年までの期間、物価の前年 … [ 記事全文 ]
主要アセットクラスの長期パフォーマンス分析 過去13年の平均上昇率は先進国と新興国株式が8%台、世界リートは7%台とまずまずの数字。 債券も安定的に推移、とりわけ世界ハイイールド債 … [ 記事全文 ]
最近の米国株の動きについて 11月米CPIが予想通りの結果となったことで安心感が広がりS&P500指数は過去最高値を更新。 オミクロン・ショックによるS&P500指 … [ 記事全文 ]
2021年12月FOMCプレビュー~今回の注目点を整理する 今回のFOMCでは、テーパリングのペース加速が決定され、量的緩和は来年3月に終了の見通し。 ドットチャートが示唆する20 … [ 記事全文 ]
日経平均株価のアノマリー~年度末までの上昇確率は7割強 過去62年分のデータから、日経平均は年末から翌年の春先にかけて上昇する傾向が確認できる。 11月末から翌年3月までの騰落率は … [ 記事全文 ]
米量的緩和の早期終了でも市場への影響は限定される可能性 市場では11月の米失業率低下を踏まえ、やはりテーパリングのペースは加速との声が多く聞かれた。 そもそも量的緩和は、金融市場の … [ 記事全文 ]
パウエル議長の議会証言における発言について 市場はパウエル議長の議会証言におけるテーパリングと物価に関する見解をタカ派的と受け止めた。 これまで慎重に市場との対話を進めてきたパウエ … [ 記事全文 ]
オミクロン型の性質と日本株の動きについて想定されるシナリオ 重症化リスクとワクチン効果についてシナリオを4つ想定、それぞれにおける日経平均の動きを考える。 重症化リスクが高く、ワク … [ 記事全文 ]
オミクロン株に対する国際金融市場の反応 オミクロン株の感染拡大に対する警戒感から、世界の金融市場は先週末リスクオフの動きが加速。 感染急拡大を受け日本政府は水際対策を強化、国内でオ … [ 記事全文 ]
新たなコロナ変異株が検出~日本株への影響を考える 日経平均は南アフリカでコロナの新たな変異株が確認されたとの報道を受け28,000円台に下落。 新たな変異株の感染拡大に対する警戒感 … [ 記事全文 ]
良い円安と悪い円安について考える 良い円安は輸出企業に追い風となり、悪い円安は輸入企業に向かい風となり値上げにもつながる。 最近では悪い円安の声が多いが、これは近年の輸入の大幅増加 … [ 記事全文 ]
パウエルFRB議長再任へ~米金融政策の舵取りはどうなるか FRB議長と副議長の人事を受け、市場で米利上げの織り込みが進み、ドル円は115円台を回復。 米金融政策の正常化ペースが速ま … [ 記事全文 ]
2021年4-9月期決算の総括と市場の受け止め 4-9月期は途中経過の状況と変わらず大幅な増収増益に、コロナによる業績低迷の反動が継続。 企業は2021年度の業績について増収増益の … [ 記事全文 ]
FF金利先物と投機筋ポジションが示唆するドル円相場の方向性 ドル円はFOMC後112円台をつけたが米10月CPIを受け早期利上げ観測から114円台を回復。 FF金利先物市場は物価高 … [ 記事全文 ]
東芝などにみられる会社分割の動きについて 米国ではGEやJ&Jが、日本では東芝が、会社を主要な事業ごとに分割する方針を相次いで発表。 このような会社分割決断の背景には、コン … [ 記事全文 ]
2021年4-9月期決算の途中経過と株価の反応 前年のコロナによる業績低迷の反動で、製造業、非製造業とも、大幅な増収増益傾向が継続中。 企業による2021年度の業績予想は上方修正の … [ 記事全文 ]
岸田首相の経済対策とリカードの中立命題 経済対策の原案が明らかになり、現金給付は18歳以下に一律10万円の方向で検討中の模様。 10年後以降の増税を予想する家計が多いほど、現金給付 … [ 記事全文 ]
衆院選の結果が日本株に与える影響について テーパリング開始決定は想定済みで市場の焦点は物価と利上げ開始時期に関する当局の見解。 声明で物価上昇は一時的としつつ表現を微修正、パウエル … [ 記事全文 ]
衆院選の結果が日本株に与える影響について 自民党は単独で絶対安定多数の261議席を獲得し岸田首相は政権基盤を固めることができた。 岸田首相は今後、経済対策を打ち出し、自身の政策の具 … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。