市川レポート 経済・相場のここに注目
米長期金利低下の背景を探る 米10年国債利回りは年初から上昇し、3月31日に1.74%水準をつけたが、その後は低下傾向。 1-3月期の米国債の売り手は、米国の家計を筆頭に投資信託や … [ 記事全文 ]
日経平均株価30,000円台回復の条件 日経平均について、2月高値以降の225銘柄の動きを検証し、30,000円台回復の条件を探る。 225銘柄のうち、上昇したのは108銘柄で、総 … [ 記事全文 ]
米利上げでも金融環境はあまり引き締まらない可能性 前回の利上げ局面では、量的緩和のため従来型の利上げが困難となり特殊な手法が採用された。 FRBは前回、FF金利に上限金利と下限金利 … [ 記事全文 ]
米国株の注意点と事前に備えておきたいことについて 米国株は堅調に推移しているが、100%を上回ると割高とされるバフェット指数はすでに200%超。 GAFAMの時価総額は現在東証1部 … [ 記事全文 ]
米テーパリングに対し過度な警戒が不要な理由とは? 量的緩和で供給された流動性はリバースレポで吸収、米短期金融市場は極端なカネ余り状態に。 リバースレポの取引額急増は、MMFがマイナ … [ 記事全文 ]
最近のFOMCメンバー発言を整理する パウエル議長ら複数の常任メンバーは従来通りハト派的な見解だが、ウォラー理事はややタカ派的。 来年のFOMCで投票権を持つブラード総裁とローゼン … [ 記事全文 ]
日経平均株価の戻り高値と突破のための支援材料 日経平均は75日移動平均線が上値抵抗線となり、2月以降は戻り高値が毎月切り下がる状況。 下落リスクはあるが日経平均は長期上昇トレンド形 … [ 記事全文 ]
FF金利先物市場は前回の米利上げをどう織り込んだか 前回の米利上げ局面で、FF金利先物市場は、将来の利上げ回数をどう織り込んだのか検証する。 2015年と2016年の米利上げの正確 … [ 記事全文 ]
前回の米利上げ局面におけるドットチャートの予測精度 前回の米利上げ局面においてドットチャートは将来の利上げ回数をどのように予想したか検証する。 2015年の米利上げについて、ドット … [ 記事全文 ]
クロス円の変動幅がドル円より大きい理由 米早期利上げ懸念が強まった先週、リスクオフの円高は、ドル円ではなくクロス円で顕著にみられた。 これは単に計算上の話で、ドル円動かずユーロドル … [ 記事全文 ]
株式市場は懸念材料を消化中 6月18日のブラード発言で米早期利上げへの警戒感が高まり、市場は株安などリスクオフで反応。 改めて今回のドットチャートをみると、常任メンバー7人のうち、 … [ 記事全文 ]
FOMC後の市場環境を考える 米10年国債利回りはFOMC翌日、ほぼ元の水準まで低下、実質金利は依然マイナス圏で推移。 FF先物市場で23年2回の利上げは織り込み済み、現FOMCメ … [ 記事全文 ]
2021年6月FOMCレビュー~想定よりもタカ派的 ドットチャートの予想分布が大きく変化し、2023年に0.25%の利上げが2回あることが示唆された。 メンバーの経済見通しも総じて … [ 記事全文 ]
年初からの主要アセットクラスのパフォーマンスを検証する 今年はワクチン接種の進展による経済正常化期待で、昨年に出遅れたコモディティとリートが急騰。 株式はワクチン接種が進む先進国株 … [ 記事全文 ]
2021年6月FOMCプレビュー~今回の注目点を整理する テーパリングの手掛かりは、政策意図を示す基本手段のFOMC声明をまずは読み込む必要がある。 またドットチャートの予想分布次 … [ 記事全文 ]
ワクチン接種と株価~日米での比較検証 米国ではワクチンの接種が進むにつれて株価は堅調に推移、相対的にバリュー優位の動きが顕著。 日本ではワクチン接種のペースが米国より遅く、株価は軟 … [ 記事全文 ]
4月以降の米長期金利低下が示唆すること 米10年国債利回りは、3月末に1.74%水準まで上昇も、その後は低下し直近では1.43%台に。 4月以降の米長期金利低下時も米国株は上昇、リ … [ 記事全文 ]
日経平均株価の長期トレンドを確認する 足元の日経平均は25日と75日移動平均線の間で横ばい推移、29,000円台の定着に苦戦中。 ただ、長期的な上昇トレンドは継続中、5月に27,0 … [ 記事全文 ]
コロナ禍での日米中央銀行バランスシート変化が示唆すること FRBのバランスシートは昨年3月以降、約3.6兆ドル増加、量的緩和で国債の残高増加が主因。 日銀のバランスシートは昨年3月 … [ 記事全文 ]
バイデン米大統領の予算教書について バイデン米大統領は2022会計年度の予算教書を公表し、6兆110億ドルの歳出規模を示した。 財政赤字は2031会計年度まで毎年度1.3兆ドル超、 … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。