市川レポート 経済・相場のここに注目
決算発表本格化前での日本株下落の背景 20日の日経平均は大幅安、緊急事態宣言発令なら景気や業績は下振れるとの警戒が強まった。 過去2回の緊急事態宣言において、日経平均は宣言後の活動 … [ 記事全文 ]
強い米経済指標でも米長期金利が低下する理由 4月15日に発表された小売売上高などの米経済指標は強い内容だったが、米長期金利は低下。 その理由として米国債先物の買い戻しや、海外投資家 … [ 記事全文 ]
SPACに関する考察 SPACは自身では何の事業も営まず、未公開企業や他社の事業を買収することだけを目的とする。 未公開企業にとってSPACを活用したIPOはメリットが多いため、米 … [ 記事全文 ]
原油相場の方向性 WTI原油先物価格は、世界的な景気回復期待を背景に、コロナ・ショック前の水準を3月に回復。 65~70ドルの価格帯上抜けには材料が必要だがIEAは今年の原油需要の … [ 記事全文 ]
足元の新興国通貨の動向について 海外資本の依存度が高く、またコロナの感染が深刻な新興国の通貨が、昨年は顕著に下落した。 今年はアジア通貨も含め多くの新興国通貨が下落、これは「米ドル … [ 記事全文 ]
ファミリーオフィスと金融市場~アルケゴス問題を考える 先月下旬、一部のファミリーオフィスに関連する取引により、株式市場では一時警戒感が広がった。 ファミリーオフィスは一般に規制が緩 … [ 記事全文 ]
日銀のマイナス金利政策について今知っておきたいこと マイナス金利政策は一般に銀行が貸出を増やすとマイナス金利対象残高が増えるようになっている。 日銀はマイナス金利の影響を緩和する措 … [ 記事全文 ]
増税などを含む米税制改革の要点整理 法人税収を歴史的、国際的な規範に向け方向転換するメイド・イン・アメリカ税制案が公表された。 税制案は法人税引き上げなど思い切った内容を含み、増税 … [ 記事全文 ]
ドル高・円安は終了か継続か 米経済対策発表後、米長期金利は低下しドル安が進行したが実質ベースでの金利低下は小幅。 3月中旬から投機筋による円売りが加速、足元のドル安・円高は、このポ … [ 記事全文 ]
2021年度の企業業績見通し 2020年度の売上高は前年度比-8.7%、純利益は同-14.7%と、コロナの影響で厳しい着地へ。 2021年度の売上高は前年度比+8.4%、純利益は同 … [ 記事全文 ]
米大型経済対策が株式市場に与える影響について 米大型経済対策は雇用計画と家庭計画という2本柱で構成され、規模は最大で総額4兆ドルに。 一部報道通り増税3兆ドルなら財政悪化は避けられ … [ 記事全文 ]
4-6月期の日経平均株価~過去の傾向を探る 過去51年間のデータを用いて、日経平均株価が4-6月期にどのように動く傾向があるか検証する。 4-6月期の上昇確率は66.7%と相応に高 … [ 記事全文 ]
実質金利から考える今後の相場展開 実質金利は投資判断に影響し株価などの変動要因となるほか、金融政策の手掛かりも得られる。 実質リターンは投資の重要な判断材料の1つ、実質金利の変動は … [ 記事全文 ]
コロナの感染が再拡大した場合の市場の見方 欧州では、新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増加傾向、市場に警戒感が強まりつつある。 昨年は米国で年末までコロナの感染が続いた一方、株 … [ 記事全文 ]
2021年3月FOMCのドットチャートで注意すべきこと ドットチャートの中央値は2023年末までゼロ金利の維持を示唆、ただ利上げ派は増加しつつある。 経済見通しも強い内容だが議長な … [ 記事全文 ]
日銀の点検結果とETF購入に関する考察 日銀は金融緩和の点検結果を公表し、効果的で持続的な緩和実施のため3つの対応を示した。 ETFの買い入れ対象はTOPIX連動型のみとなり、3月 … [ 記事全文 ]
2021年FOMCメンバーの金融政策スタンス 金融政策を議論し決定するFOMCでは7名の理事と5名の地区連銀総裁が投票権を持っている。 2021年に投票権を持つFOMCメンバーのほ … [ 記事全文 ]
米長期金利上昇に対するFRBの真意を探る FRBのブレイナード理事とパウエル議長は、米長期金利上昇に懸念を示すも対応策まで言及せず。 市場ではツイスト・オペなどの予想も、ただこれら … [ 記事全文 ]
改めて考える長期金利と為替の関係 テーパータントラム発生の2013年5月から12月まで、米長期金利は上昇し、ドル高・円安が進行。 2015年と2016年の米長期金利上昇時はいずれも … [ 記事全文 ]
ドル安相場の修正が進行 昨年のドル安相場は、足元で米実質金利のマイナス幅が縮小する動きが顕著となり、修正が進む。 日本円も米ドル同様弱い通貨だったが足元の日本の実質金利上昇は小幅で … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。