市川レポート 経済・相場のここに注目
日経平均株価の長期トレンドを確認する 足元の日経平均は25日と75日移動平均線の間で横ばい推移、29,000円台の定着に苦戦中。 ただ、長期的な上昇トレンドは継続中、5月に27,0 … [ 記事全文 ]
コロナ禍での日米中央銀行バランスシート変化が示唆すること FRBのバランスシートは昨年3月以降、約3.6兆ドル増加、量的緩和で国債の残高増加が主因。 日銀のバランスシートは昨年3月 … [ 記事全文 ]
バイデン米大統領の予算教書について バイデン米大統領は2022会計年度の予算教書を公表し、6兆110億ドルの歳出規模を示した。 財政赤字は2031会計年度まで毎年度1.3兆ドル超、 … [ 記事全文 ]
米テーパリングの先の展開を考える 市場で関心の高いテーパリングだが、FRBは過去に一連の金融政策正常化プロセスは経験済み。 今回の正常化も、テーパリング、総資産残高維持、利上げ、総 … [ 記事全文 ]
日銀のETF買い入れ動向~直近のアップデート 日銀は3月に、ETF買い入れの運用変更を決定したが、2月にはすでに、その変更を示唆していた。 直近までのETF買い入れ動向をみると、従 … [ 記事全文 ]
ドル円相場と日米金融政策の展望 新年度入り後のドル円は、方向感に乏しい動きが続き、米インフレ懸念に対しても反応は限定的。 ドル円は米国の物価変動を一時的と捉え、その先のテーパリング … [ 記事全文 ]
2020年度本決算の総括と2021年度業績予想の傾向 国内企業の決算発表がほぼ終了、20年度本決算では、改めて非製造業の回復の遅れを確認。 21年度業績予想では製造業、非製造業とも … [ 記事全文 ]
決算一巡後の日経平均株価のEPSとPER 決算発表がほぼ一巡し、業績予想も大方は出そろったため、直近のEPSとPERの動きを確認する。 EPSは増益予想を反映して上昇したが株価は複 … [ 記事全文 ]
先週の日経平均株価~下がった銘柄と上がった銘柄 日経平均株価を構成する銘柄のうち、5月10日から13日までの期間において、210銘柄が下落。 下落率上位10銘柄は決算も影響、値がさ … [ 記事全文 ]
インフレを再考する~株価にとって良いのか悪いのか インフレは物価の持続的な上昇のことで、米国ではそれが安定するように金融政策が行われている。 FRBはPCE物価指数をより重視してお … [ 記事全文 ]
緊急事態宣言と日本株の関係 緊急事態宣言中の新規感染者数と日経平均の動きについて過去2回と今回3回目を比較する。 1回目と2回目の緊急事態宣言の発令中は、いずれも新規感染者数が減少 … [ 記事全文 ]
米インフレ懸念と株安をどう考えるか 米4月CPIの伸びが市場予想を上回り、米金融市場ではインフレ加速への警戒が一段と強まった。 インフレは必ずしも株安材料ではないが、市場はインフレ … [ 記事全文 ]
国内決算発表の途中経過と株価の反応 20年度の本決算では製造業の業績が順調に回復する一方、非製造業の回復の遅れが目立つ。 企業による21年度の業績予想では、業績回復が続くとの見方が … [ 記事全文 ]
米4月雇用統計下振れの解釈と市場への影響について 米4月雇用統計は市場予想を下回る結果だったが米国株は金融緩和の長期化を期待して上昇。 ただ、米雇用環境はこの先一段の改善が予想され … [ 記事全文 ]
ワクチン接種の進展と株価の関係 英国や米国ではワクチンの接種が進み、行動制限を順次緩和する動きがみられるようになっている。 ワクチン接種の進展に対し、米国市場は株高、長期金利の上昇 … [ 記事全文 ]
コロナ禍の物価動向~日米で差異が生じる背景 27日公表の展望レポートで黒田総裁任期中に2%の物価目標は達成困難との見方が示された。 ここ1年、国内物価の伸びは米国に比べて低迷してい … [ 記事全文 ]
ドル円の為替ヘッジコストと米国債投資 米国債投資などでは、為替レートの変動リスクを回避するため、為替ヘッジという手法が用いられる。 ドル円の為替ヘッジコストは、昨年大幅に低下したが … [ 記事全文 ]
2020年度本決算の注目ポイント 今週は注目度の高い半導体製造装置や電子部品、工作機械の主要企業が決算発表の予定。 ただし、ガイダンスリスクには注意が必要、安川電機や日本電産の株価 … [ 記事全文 ]
点検結果後の日銀ETF買い入れ動向を検証する 3月の点検結果により、ETFの買い入れ額は上限が維持され、対象はTOPIX連動型に絞られた。 ETF買い入れの0.5%ルールは2月に1 … [ 記事全文 ]
決算発表本格化前での日本株下落の背景 20日の日経平均は大幅安、緊急事態宣言発令なら景気や業績は下振れるとの警戒が強まった。 過去2回の緊急事態宣言において、日経平均は宣言後の活動 … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。