クリエイトH<3387>昨年のボックス圏を抜け3月の年初来高値更新も下落し、直近は方向感なく推移中…決算発表で株価どうなる?

2023/04/13

 

4/14に本決算発表を迎えるクリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>。昨年4月にやや上昇した後は、950円を前後したボックス圏を推移していました。

その後、3月に年初来高値を更新し、ボックス圏を抜けたように見えましたが、そこから下落し、直近は再びボックス圏を推移し、方向感がない状態が続いています。

そのような中、 決算発表を迎える同社ですが、ここからどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>の本決算前後の株価動向は?


同社の株決算を挟んだ1ヶ月間(4月初旬~4月下旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>の本決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2006年から2022年の株価の推移を見ると、上昇傾向が6回、下落傾向11回見られます。この数字を見る限り、下落傾向があると読み取れるでしょう。

ただし、17年分のデータなので、あと5年程度経過した場合、傾向が変わる可能性もあることは考慮しておきましょう。

変動幅を見ると、10%以上の変動は、上下合わせて5回あります。上昇時のほぼ10%の変動も含めると7回あります。また、中には上昇時に約65%、約45%の変動が見られます。下落時に20%の変動も見られます。

それに対して、5%以内の変動は上下合わせて上昇時にはなく、下落時に6回見られます。約5%の下落も含めると、7回見られます。

なお、上昇時と下落時の変動幅を比較すると、上昇時のほうが10%程度もしくは10%以上の変動になりやすい傾向があります。反対に下落時は、小幅にとどまるか、10%付近、もしくは20%の変動になりやすい傾向があります。

このように、同社の株価は、17年分のデータということもあり、やや安定していないようにも見受けられます。もしくは、このまま上昇時と下落時の傾向が全く違う動きが見られるかもしれません。

そういった意味では、直近の動向が反映されやすいとも読み取れます。よって、やや掴みどころのない動きをする銘柄だと考えておくと良いでしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:1,266円
下値目安:944円

※3/31終値1,010円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約25.4%、下落幅は約6.6%と考えられます。よって、上値は「1,266円」、下値は「944円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、3月につけた年初来高値からさらに15%以上上昇します。すぐに反落することも想定されますが、そのまま今よりも高い水準を維持すると考えられます。

これまでも長期的に見ると上下しながら少しずつ上昇する動きが見られますので、反落しても再び上昇への動きが少しずつ見られると考えられます。

反対に、下値の目安に到達した場合は、2ヵ月ぶりに200日移動平均線を下抜けします。2ヶ月前やそれ以前に200日移動平均線を下抜けした場合は、すぐに反発し再上昇しています。

しかし、もしそのまま低迷がつついた場合は、上にある75日移動平均線が、200日移動平均線を下抜けする可能性があります。

万が一、続けて25日移動平均線も200日移動平均線を下抜けするようなことがあると、これまでの好調さが一転し、下落トレンドに入る可能性が高いでしょう。

その場合は、2022年前半に位置していた600円台付近まで下げる恐れもあります。もし、このような動きが見られた場合は、慎重に動向を見ていきましょう。

このように同社は、上昇時は大きく動くこともあり、そのまま年初来高値の更に上まで到達する可能性があります。

その一方で、下落すると200日移動平均線の下抜けが想定され、場合によってはトレンドが一転する可能性があります。

同社は、上昇時と下落時の傾向が違ううえ、変動幅もやや掴みにくいところがあります。そういったことも考慮すると、明確にどちらの方向感がでるか分かるまでは慎重に動向をを見るのが良いでしょう。

直近は、方向感がない状態が続いていますので、もう少々我慢してから、方向感に合わせて、次の売買のタイミングを考慮するのが良いかもしれません。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2023/4/12時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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