ローソン<2651>昨年年初の下落基調から直近にようやく一時的な回復を見せるも、引き続き方向感なく推移中…決算発表で株価どうなる?

2023/01/10

 

1/10に第3四半期決算発表を迎えたローソン<2651>。昨年は年始早々に急落してから、そのまま下落が続き、そのまま2022/6/17に年初来安値を更新しました。

その後、やや反発したものの横這いでの推移が続き、直近に一時的ではありますが、5,000円台を回復しました。しかし、依然として展開が読みにくい状況が続いています。

そのような中、 決算発表を迎えた同社ですが、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ローソン<2651>の第3四半期決算前後の株価動向は?


では、同社の株決算を挟んだ1ヶ月間(12月下旬~1月下旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ: ローソン<2651>の第3四半期決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2021年の株価の推移を見ると、上昇傾向が10回、下落傾向が11回、変わらずが1回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向と下落傾向がほぼ均衡していると読み取れるでしょう。

変動幅を見ると、10%以上の変動は、上下合わせて4回あります。その中には、上昇時に15%以上、下落時に15%近くのものもあります。

それに対して、5%以内の変動は、変わらずを含め14回見られます。よって、大きな変動が比較的少ないと考えられるでしょう。

このように同社の株価は、この時期に比較的株価が小さく変動しやすいうえ、上昇と下落が均衡しているので、なかなか読みにくい展開が想定されるでしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ローソン<2651>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:5,290円
下値目安:4,715円

※12/26終値5,060円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約4.4%、下落幅は約6.7%と考えられます。よって、上値は「5,290円」、下値は「4,715円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、現在の株価よりそれほど大きな上昇にはなりませんが、5,000円台前半が維持されます。

そうなると、各移動平均線の方向性がはっきりと揃い、その後の上昇に期待ができるでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、現在横這いで推移している200日移動平均線付近まで下落します。そうなると、再び横這いでの推移が続くことが考えられます。

なお、万が一、今は上に位置する75日移動平均線が200日移動平均線を下抜けすることがあれば、短期的な下落局面を迎えることも想定されます。

もし、下落方向に株価が推移する場合は、75日移動平均線と200日移動平均線の位置関係に着目しながら、推移を見ていくのが良いでしょう。

このように同社は、この時期に比較的株価が動きにくいこともあり、上下のどちらの方向に動きては、新しい展開の手前でストップするような状況だと考えられます。

また、同じように上昇傾向と下落傾向が均衡しているので、どちらの展開になるかの予測も難しい状況です。

これらをふまえると、方向感をなかなか掴みにくいことが想定されますので、ムリに売買することなく、様子見するのも選択肢の一つでしょう。

そして、上昇時も下落時も、上記の目安のどちらかに到達してから、次の展開が始めると考えられますので、そのときまでじっくりと待つのも戦略的な動きとして考えられます。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2023/1/6時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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