ビッグカメラ<3048>12月から上昇基調に転換し順調に上昇を続け、直近も年初来高値更新し高値圏を推移中…決算発表で株価どうなる?

2022/04/11

 

4/12に第2四半期決算発表を迎えるビッグカメラ<3048>。昨年末までは長期の下落基調にありました。しかし、昨年12月末に底打ちし、今年から上昇基調に転換しています。

直近も、4/7に年初来高値を更新するなど、急上昇から高値圏を推移しています。そのようなこともあり、ここからさらに上昇するか、それともこの上昇が止まってしまうのか、ちょうど分岐点に差し掛かっています。

そのような中、 決算発表を迎える同社ですが、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ビッグカメラ<3048>の第2四半期決算前後の株価動向は?


では、同社の株決算を挟んだ1ヶ月間(4月初旬~5月初旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:ビッグカメラ<3048>の第2四半期決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2007年から2021年の株価の推移では、上昇傾向が9回、下落傾向が5回、変わらずが1回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向があると読み取れるでしょう。

変動幅を見ると、10%以上の変動は上下合わせて5回見られます。その他は、10%より小さい変動にとどまり、大きくても8%程度の水準にとどまっています。

これを考慮すると、同社の株価はこの時期に、比較的変動が小さいと考えられるでしょう。

ただし、過去に2回20%程度の上昇と、13%程度の下落があることをふまえると、何か材料があると大きく変動しやすい特長があると考えられます。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ビッグカメラ<3048>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:1,150円
下値目安:1,010円

※4/1終値1,070円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約7.4%、下落幅は約5.6%と考えられます。よって、上値は「1,150円」、下値は「1,010円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、4/7につけた年初来高値には到達しないものの、直近の高値圏を維持することになります。

また、直近25日移動平均線から急に乖離していることもあり、一時的な過熱感から調整局面を迎えるかもしれませんが、さらなる上昇に向けた展開への期待が続くでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、下位に位置している75日移動平均線を下抜けします。そうなると、直近の上昇基調の流れが収束し、再上昇まで時間を要することになるでしょう。

このように同社は、現在、このまま波に乗り、さらに上昇基調に入るか、ここで一服するかの分岐点にきています。

やや過熱感もありますが、これまでの傾向を見る限り、下落時は10%以内に、ほとんどがとどまっていることと、この時期に上昇傾向があることをふまえると、上昇への期待をしても良いかもしれません。

しかしながら、過去の平均的な下落幅を見ると、75日移動平均線を下抜けする恐れもありますので、過度な期待はせず、あくまでも両面をふまえて、動向をみていくと良いでしょう。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2022/4/8時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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