しまむら<8227>長期的な上昇トレンド一服も、今年から再上昇し先月に年初来高値更新…決算発表で株価どうなる?

2022/04/04

 

4/4に本決算発表を迎えるしまむら<8227>。2020年から長期的な上昇トレンドに入るも、2021年後半から現在までボックス圏を推移しています。

しかし、今年に入り短期的な上昇を見せ、緩やかに上昇してきています。2~3月に、一段、二段と株価が上昇し、このまま更に上昇しそうな動きも見えます。

そのような中、 決算発表を迎える同社ですが、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

しまむら<8227>の本決算前後の株価動向は?


では、同社の株決算を挟んだ1ヶ月間(4月初旬~5月初旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:しまむら<8227>の本決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2021年の株価の推移では、上昇傾向が11回、下落傾向が11回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向と下落傾向が均衡していると読み取れます。

変動幅を見ると、10%以上の変動は上下合わせて5回見られます。それ以外は、大きくても7~8%にとどまり、比較的小さな変動にとどまっています。

これらを考慮すると、同社の株価は、この時期にそれほど大きく変動する可能性は低いと考えられるでしょう。

ただし、上昇傾向と下落傾向が均衡している分、その年にならないと上下のどちらに動くか判断が難しいという難しさがあるでしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

しまむら<8227>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:11,510円
下値目安:9,970円

※3/25終値10,850円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約6.1%、下落幅は約8.0%と考えられます。よって、上値は「11,510円」、下値は「9,970円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、3月につけた年初来高値を更新します。そこからさらなる上昇を期待したいところですが、これまでの傾向をふまえると、小幅の上昇にとどまり、横ばいの推移を継続すると考えられるでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、下位に位置している75日移動平均線を下抜けします。また、現在の株価から約-10%乖離することになります。

急な下落ですので、そこから反発すると考えられますが、再び現在の株価に戻るには、しばらく時間がかかることが想定されるでしょう。

このように同社の株価は、ここから更に上昇することを期待したいところですが、これまでの傾向を見る限り、変動幅がそれほど大きくない分、上値は重たいと考えられます。

また、この時期に上下のどちらに動くか分からない傾向をふまえると、年初来高値更新などを材料に、安易に上昇を期待して売買するのは回避したほうが良いかもしれません。

むしろ、確率は半々ではありますが、下落の可能性があることをふまえて、ムリに売買せず様子見するのも選択肢の一つでしょう。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2022/4/1時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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