ローソン<2651>10/8第2四半期決算発表。3月に年初来安値を更新後、下落トレンドに突入中…決算発表をきっかけに上昇の可能性は?
10/8に第2四半期決算発表を迎えたローソン<2651>。コロナ・ショックにより6,500円前後から、年初来安値4,855円まで下落し、そのまま回復せず下落傾向にあります。
また、直近は年初来安値に近い4,895円をつけ、更に下落しそうな動きを見せています。そのような中、第2四半期決算を迎えた同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
ローソン<2651>の第2四半期決算前後の株価動向は?
同社は、下落トレンドにある中、3/13の年初来安値を下値の抵抗線として、下落しながらも直近はやや反発しています。では、決算を挟んだ1ヶ月間(9月中旬~10月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が14回、下落傾向が6回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向があると考えられるでしょう。
変動幅を見ると、5%以上の上昇は6回見られます。反対に5%以上の下落は3回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向があるものの、株価はそれほど変動しない可能性が高いでしょう。
では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
ローソン<2651>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:5,310円
下値目安:4,795円
※9/23終値5,070円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約4.7%、下落幅は約5.4%と考えられます。よって、上値は「5,310円」、下値は「4,795円」が目標株価と考えられるでしょう。
もし、上値の目安に到達した場合は、25日移動平均線を上抜けします。しかしながら、依然として75日移動平均線の下に位置しているので、上昇基調に変わるのは難しいでしょう。
以上をふまえると、同社は決算前後で株価の変動が小さいので、ここから上昇する可能性は低いでしょう。むしろ、下落リスクを警戒しながら売買したほうが良いかもしれません。
ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。
※本記事は2020/10/6時点に執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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