ウェザーニューズ<4825>10/5第1四半期決算発表。先月末に年初来高値を更新し、調整局面に突入中…決算発表で再び年初来高値更新の可能性は?
10/5に第1四半期決算発表を迎えたウェザーニューズ<4825>。前回の本決算時点では、3,500円前後に位置していましたが、しばらくの調整ののち徐々に上昇し、9/23に6,440円の年初来高値を更新しました。
ただし、現在は調整局面に入り6,000円前後を推移しています。そのような中、第1四半期決算を迎えた同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
ウェザーニューズ<4825>の第1四半期決算前後の株価動向は?
同社は、長らく横這いであった75日移動平均線が直近上向き始め、その上に25日移動平均線が勢いをもって右肩上がりに推移してきています。ただし、直近はやや過熱感が見受けられます。
では、決算を挟んだ1ヶ月間(9月中旬~10月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2001年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が8回、下落傾向が10回、変わらずが1回見られます。この数字を見る限り、やや下落傾向がありますが、ほぼ均衡していると考えられるでしょう。
変動幅を見ると、ほぼ5%以内にとどまっていることが確認できます。ただし、過去に10%以上推移したことが4回あります。よって、場合によっては大きく変動する可能性があると読み取れます。
では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
ウェザーニューズ<4825>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:6,650円
下値目安:5,620円
※9/18終値6,110円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約8.8%、下落幅は約7.9%と考えられます。よって、上値は「6,650円」、下値は「5,620円」が目標株価と考えられるでしょう。
ここからも分かるように、全体しては大きく変動することは少ないですが、株価が大きく動くときは動いています。
それを考慮すると、もし上値目安に到達した場合は、年初来高値を更新します。その場合は、調整局面を抜け再び高値圏を狙う展開が考えられるでしょう。
反対に、下値目安に到達しても、まだ25日移動平均線の上に位置するので、そこを下値の抵抗線として反発する可能性があるでしょう。
以上をふまえると、同社は好調を維持する可能性が高いと考えられます。ただし、これまでの動向をふまえると上下ともに大きく変動するときもあることには注意が必要でしょう。上昇するときは良いですが、下落の場合はリスクになってしまいます。
ぜひ、そのような点をふまえながら、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。
※本記事は2020/10/1時点に執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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