ニトリHD<9843>10/2第2四半期決算発表。順調に上昇を続け23,000円台到達も調整局面に…決算発表で再び上昇の可能性は?

2020/10/03

 

10/2に第2四半期決算発表を迎えたニトリホールディングス<9843>。コロナ・ショックでは、一時12,000円台まで下げましたが、5月には下落前の水準の17,000円台を回復しました。

その後も上昇を続け23,000円台まで到達し、現在調整局面に入っていますが、再び高値を狙える状況と考えられます。

そのような中、第2四半期決算を迎えた同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

ニトリHD<9843>の第2四半期決算前後の株価動向は?


同社は、右肩上がりの75日移動平均線の上に25日線がありましたが、8月以降調整していたことで、直近では25日線が75日線を下抜けしています。

では、決算を挟んだ1ヶ月間(9月中旬~10月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:ニトリHD<9843>の第2四半期決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2003年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が7回、下落傾向が10回見られます。この数字を見る限り、下落傾向があると考えられるでしょう。

変動幅を見ると、上昇時は10%以上になることが1回のみで、下落時は10%程度の下落が5回あります。これらのデータをふまえると、下落時はやや大きくなることを想定したほうが良いでしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ニトリホールディングス<9843>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:22,070円
下値目安:19,125円

※9/16終値21,070円を基準に計算

これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約4.7%、下落幅は約9.2%と考えられます。よって、上値は「22,070円」、下値は「19,125円」が目標株価と考えられるでしょう。

現在同社の株価は、調整局面に入り、直近では25日線が75日線を下抜けしています。この点もふまえると、さらに高値圏を狙えるようにみえますが、上値が重たい可能性があるでしょう。

以上をふまえると、これまで好調だっただけに更に上昇するのを期待したいところですが、これまでの傾向をふまえると過度に期待しないほうが良いでしょう。下落リスクも念頭において、売買するのが良いでしょう。

ぜひ、このような情報をふまえて、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2020/10/1時点に執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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