市川レポート 経済・相場のここに注目
止まらぬ円安の背景~経常収支と金融収支で考える日本円の需給 貿易収支は赤字となり円安要因、第一次所得収支は黒字だが再投資され円高要因となりにくい。 近年の訪日客増は円高要因、デジタ … [ 記事全文 ]
日経平均株価は再び4万円台を回復~その背景と今後の展望について 日経平均はレンジ相場を上抜け一目均衡表も上昇トレンドを示唆するなか40,000円台を回復。 日経平均の上昇をけん引し … [ 記事全文 ]
2024年4-6月期に日経平均株価を押し上げた銘柄と押し下げた銘柄 日経平均は4-6月期に約786円下げたがプラス寄与額上位3銘柄で約700円押し上げた計算。 マイナス寄与額1位の … [ 記事全文 ]
TOPIXの見直しは第2段階へ~市場への影響について考える JPXは2022年4月の市場再編時に、TOPIXの算出方法を変更し、第1段階の見直しを実施中。 今般、第2段階の見直しを … [ 記事全文 ]
日経平均株価が上昇基調を回復するための条件とは 日経平均の上昇基調回復には企業業績、企業改革、賃金の3点にさらなる進展の材料が必要。 4-6月期決算で業績予想の改善期待が高まり、企 … [ 記事全文 ]
ドル円は再び160円台乗せか~改めて為替介入の可能性を探る ドル円は心理的節目の160円に接近、日米金利差の高止まりは当面続くとの見方などが背景に。 市場は160円を介入警戒水準と … [ 記事全文 ]
2024年6月日銀政策会合レビュー~国債買い入れの減額方針を決定 日銀は政策金利据え置きと国債買い入れ減額方針を決定、減額計画詳細は次会合で発表へ。 今回は減額方針の発表のみで、次 … [ 記事全文 ]
2024年6月FOMCレビュー~ドットチャートを読み解く 政策据え置きと、声明の微調整は予想通り、ドットチャートは年内1回の利下げが適切との見方に。 ドットチャートは中央値ではなく … [ 記事全文 ]
直近のドル売り・円買い介入の原資が判明 財務省が発表した外貨準備残高の増減から直近実施されたドル売り・円買い介入の原資を探る。 4月末の証券残高は3月末から169億ドル減、4月29 … [ 記事全文 ]
2024年6月日銀金融政策決定会合プレビュー 政策金利は据え置きへ、追加利上げは実質賃金の伸びが前年比プラスに転じた後10月を予想。 今回、焦点は国債買い入れ方針、減額に関する何ら … [ 記事全文 ]
2024年6月FOMCプレビュー~今回の注目点を整理する 政策金利は据え置きへ、声明は一部修正の可能性も、織り込み済みで市場への影響は限定的。 ドットチャートは年内2回の利下げ示唆 … [ 記事全文 ]
米経済指標下振れに起因する長期金利低下とドル安・円高について このところ発表された米主要経済指標は軒並み市場予想を下回り、低調な内容が目立っている。 米経済が明確に減速するとの見方 … [ 記事全文 ]
来週にメジャーSQを控えた日経平均株価の注意すべき値動き 先物とオプションの清算が重なるメジャーSQを6月14日に控え来週はボラティリティ上昇の可能性。 例えばSQ前に日経平均が3 … [ 記事全文 ]
約9.8兆円のドル売り・円買い介入が意味すること 4月26日から5月29日までの介入額は約9.8兆円と、ドル売り・円買い介入としては過去最大に。 4月は輸入物価も原油価格も前回の介 … [ 記事全文 ]
最近の国内バリュー株とグロース株の動きを検証する 2023年度のスタイル別株価指数ではグロース株よりバリュー株、小型株より大型株が選好された。 2024年度もバリュー株や大型株を選 … [ 記事全文 ]
ここからのドル円相場~円安は継続か一巡か 介入観測や米CPIでドル安・円高に振れたものの、米金融当局者発言などで再びドル高・円安に。 円安の一巡にはやはり明確な米雇用と物価の伸び鈍 … [ 記事全文 ]
日経平均株価は月末38,500円付近の分岐点に注目 日経平均は3月に41,000円台をつけるもその後調整気味、そこで一目均衡表でトレンドを確認。 一目均衡表で日経平均は下落トレンド … [ 記事全文 ]
国内長期金利が1%に上昇した背景と今後の展望 10年国債利回り1%台到達の背景には国債買い入れ減額や40年国債の入札不調などがある。 1年超3年以下の国債買い入れは札割れ、長期金利 … [ 記事全文 ]
FOMC議事要旨と米エヌビディア決算を受けた日本株の動きについて 昨日発表されたFOMC議事要旨はややタカ派的と受け止められ米国株下落の一因となった模様。 エヌビディア決算は、売上 … [ 記事全文 ]
国内企業の今年度業績予想はかなり控えめだが過度な懸念は不要 23年度は製造業、非製造業とも好調、円安や供給制約改善、人流回復、値上げなどが背景に。 24年度の業績予想は、売上高と営 … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。