市川レポート 経済・相場のここに注目
米インフレ懸念後退で円安一巡と日本株堅調推移の流れへ コアCPIとスーパーコアの前月比の伸び率が鈍化、米市場は長期金利低下、ドル安、株高で反応。 小売売上高は弱めの内容も、年内の利 … [ 記事全文 ]
2024年4月米CPIプレビュー~円相場と日本株の予想される反応 CPIはコア指数の前月比伸び率に注目、予想通り0.3%程度なら市場は落ち着いた反応となろう。 為替は小幅なドル安・ … [ 記事全文 ]
日銀は円安をどう考えているのか 植田総裁は最近の発言で4月会合の記者会見時より円安けん制姿勢を強めたとの声も聞かれる。 そもそも為替は財務省の管轄で日銀金融政策の操作対象外、円安け … [ 記事全文 ]
今年の日本株は自己の売買動向に注目 株価上昇の1-3月期、主な買い手は自己や海外投資家、主な売り手は信託銀行や投資信託。 同期間、自己の買い越し額は海外投資家を上回ったが、裁定買い … [ 記事全文 ]
米企業の2024年1-3月期決算と2024年の業績予想 米主要企業500社の85%が、2024年1-3月期決算発表を終え、まずまず良好な決算内容に。 テック大手を含む通信サービス、 … [ 記事全文 ]
日銀の追加利上げが日本株に与える影響について 日銀の追加利上げが日本株に与える影響を考える上で、前回2006年の利上げ当時を振り返る。 前回の利上げは景気回復期に実施、物価は横ばい … [ 記事全文 ]
日銀金融政策決定会合とFOMCと米雇用統計の振り返り 日銀は予想通り現状維持、植田総裁の会見では円安の牽制なく、追加利上げを急ぐ様子もなし。 FOMCも予想通り、パウエル議長は政策 … [ 記事全文 ]
為替介入の基礎知識~その仕組みと効果を考える 4月29日と5月1日に介入実施か、市場の警戒が続くなか、改めて介入の仕組みと効果を考える。 介入は財務省が決定、代理人の日銀と民間銀行 … [ 記事全文 ]
日銀当座預金と超過準備~追加利上げで日銀の利払い増という構造 日銀当座預金は日銀が金融機関などから受け入れている当座預金で準備預金などが主な役割。 マイナス金利などの解除で日銀当座 … [ 記事全文 ]
円安進行でドル円は155円台に~為替介入の考察と相場展望 市場で155円を防衛ラインとみる向きもあったが、特定の為替レート水準は介入の判断にはならず。 2022年の介入時、原油は一 … [ 記事全文 ]
2024年4月FOMCプレビュー~今回の注目点を整理する 政策金利は6会合連続据え置きへ、FOMC声明も大きな変更はなく、インフレ注視の姿勢を継続。 パウエル発言は16日講演と同じ … [ 記事全文 ]
2024年4月日銀金融政策決定会合プレビュー 基本的な政策の枠組みに変更はないとみるが、国債買い入れに関する声明の文言は焦点の1つ。 展望リポートの物価見通しは全体的に上向きか、植 … [ 記事全文 ]
日本株が大幅安となった際に落ち着いて見極めるべきポイント 日経平均は19日に今年最大の下げ幅を記録、米ハイテク株の調整や中東情勢緊迫化が背景。 米ハイテク株の調整は単に価格水準の調 … [ 記事全文 ]
日本企業の労働生産性と2025年の賃上げ動向 賃金は労働生産性に労働分配率をかけたものであり、労働生産性や労働分配率の変化で変動。 賃上げ継続には労働生産性の上昇が必要、賃上げ機運 … [ 記事全文 ]
経常収支の構造変化から考える日本円の需給 経常黒字の中身は2000年代半ば以降、貿易収支の黒字から第一次所得収支の黒字に変化。 第一次所得収支の黒字は一般に再投資され円高要因になり … [ 記事全文 ]
イスラエルとイランの対立で緊迫化する中東情勢の要点整理 イランはシリアの大使館空爆を受け4月13日から14日にかけてイスラエルに初の直接攻撃を実施。 イスラエルが報復に踏み切れば中 … [ 記事全文 ]
予想を上回る3月米CPIを受けた金融市場の反応と今後の展望 3月米CPIはインフレの根強さを確認する結果、FOMC議事要旨もインフレ動向を警戒する様子。 米市場は長期金利上昇、ドル … [ 記事全文 ]
膠着続くドル円相場~先行きはドル高方向かドル安方向か ドル円は膠着相場が続いているが、本日発表の3月米CPIの内容次第でレンジを抜ける可能性も。 米CPIが強い内容なら、ドル円は1 … [ 記事全文 ]
賃金と物価の好循環が実現するための重要な要素とは 国内物価の上昇はコロナの感染拡大やウクライナ情勢に起因、輸入物価上昇が国内に波及した。 期待で物価は上昇しなかったが、今はデフレ脱 … [ 記事全文 ]
米金融引き締めでも残る過剰流動性が株価を支えるという構図 FRBのQTにより総資産残高は減少した一方で、過剰流動性の指標であるワールドダラーは増加。 FRBのBSでは資産の部で国債 … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。