市川レポート 経済・相場のここに注目
米インフレ懸念と株安をどう考えるか 米4月CPIの伸びが市場予想を上回り、米金融市場ではインフレ加速への警戒が一段と強まった。 インフレは必ずしも株安材料ではないが、市場はインフレ … [ 記事全文 ]
国内決算発表の途中経過と株価の反応 20年度の本決算では製造業の業績が順調に回復する一方、非製造業の回復の遅れが目立つ。 企業による21年度の業績予想では、業績回復が続くとの見方が … [ 記事全文 ]
米4月雇用統計下振れの解釈と市場への影響について 米4月雇用統計は市場予想を下回る結果だったが米国株は金融緩和の長期化を期待して上昇。 ただ、米雇用環境はこの先一段の改善が予想され … [ 記事全文 ]
ワクチン接種の進展と株価の関係 英国や米国ではワクチンの接種が進み、行動制限を順次緩和する動きがみられるようになっている。 ワクチン接種の進展に対し、米国市場は株高、長期金利の上昇 … [ 記事全文 ]
コロナ禍の物価動向~日米で差異が生じる背景 27日公表の展望レポートで黒田総裁任期中に2%の物価目標は達成困難との見方が示された。 ここ1年、国内物価の伸びは米国に比べて低迷してい … [ 記事全文 ]
ドル円の為替ヘッジコストと米国債投資 米国債投資などでは、為替レートの変動リスクを回避するため、為替ヘッジという手法が用いられる。 ドル円の為替ヘッジコストは、昨年大幅に低下したが … [ 記事全文 ]
2020年度本決算の注目ポイント 今週は注目度の高い半導体製造装置や電子部品、工作機械の主要企業が決算発表の予定。 ただし、ガイダンスリスクには注意が必要、安川電機や日本電産の株価 … [ 記事全文 ]
点検結果後の日銀ETF買い入れ動向を検証する 3月の点検結果により、ETFの買い入れ額は上限が維持され、対象はTOPIX連動型に絞られた。 ETF買い入れの0.5%ルールは2月に1 … [ 記事全文 ]
決算発表本格化前での日本株下落の背景 20日の日経平均は大幅安、緊急事態宣言発令なら景気や業績は下振れるとの警戒が強まった。 過去2回の緊急事態宣言において、日経平均は宣言後の活動 … [ 記事全文 ]
強い米経済指標でも米長期金利が低下する理由 4月15日に発表された小売売上高などの米経済指標は強い内容だったが、米長期金利は低下。 その理由として米国債先物の買い戻しや、海外投資家 … [ 記事全文 ]
SPACに関する考察 SPACは自身では何の事業も営まず、未公開企業や他社の事業を買収することだけを目的とする。 未公開企業にとってSPACを活用したIPOはメリットが多いため、米 … [ 記事全文 ]
原油相場の方向性 WTI原油先物価格は、世界的な景気回復期待を背景に、コロナ・ショック前の水準を3月に回復。 65~70ドルの価格帯上抜けには材料が必要だがIEAは今年の原油需要の … [ 記事全文 ]
足元の新興国通貨の動向について 海外資本の依存度が高く、またコロナの感染が深刻な新興国の通貨が、昨年は顕著に下落した。 今年はアジア通貨も含め多くの新興国通貨が下落、これは「米ドル … [ 記事全文 ]
ファミリーオフィスと金融市場~アルケゴス問題を考える 先月下旬、一部のファミリーオフィスに関連する取引により、株式市場では一時警戒感が広がった。 ファミリーオフィスは一般に規制が緩 … [ 記事全文 ]
日銀のマイナス金利政策について今知っておきたいこと マイナス金利政策は一般に銀行が貸出を増やすとマイナス金利対象残高が増えるようになっている。 日銀はマイナス金利の影響を緩和する措 … [ 記事全文 ]
増税などを含む米税制改革の要点整理 法人税収を歴史的、国際的な規範に向け方向転換するメイド・イン・アメリカ税制案が公表された。 税制案は法人税引き上げなど思い切った内容を含み、増税 … [ 記事全文 ]
ドル高・円安は終了か継続か 米経済対策発表後、米長期金利は低下しドル安が進行したが実質ベースでの金利低下は小幅。 3月中旬から投機筋による円売りが加速、足元のドル安・円高は、このポ … [ 記事全文 ]
2021年度の企業業績見通し 2020年度の売上高は前年度比-8.7%、純利益は同-14.7%と、コロナの影響で厳しい着地へ。 2021年度の売上高は前年度比+8.4%、純利益は同 … [ 記事全文 ]
米大型経済対策が株式市場に与える影響について 米大型経済対策は雇用計画と家庭計画という2本柱で構成され、規模は最大で総額4兆ドルに。 一部報道通り増税3兆ドルなら財政悪化は避けられ … [ 記事全文 ]
4-6月期の日経平均株価~過去の傾向を探る 過去51年間のデータを用いて、日経平均株価が4-6月期にどのように動く傾向があるか検証する。 4-6月期の上昇確率は66.7%と相応に高 … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。