市川レポート 経済・相場のここに注目
クロス円の変動幅がドル円より大きい理由 米早期利上げ懸念が強まった先週、リスクオフの円高は、ドル円ではなくクロス円で顕著にみられた。 これは単に計算上の話で、ドル円動かずユーロドル … [ 記事全文 ]
株式市場は懸念材料を消化中 6月18日のブラード発言で米早期利上げへの警戒感が高まり、市場は株安などリスクオフで反応。 改めて今回のドットチャートをみると、常任メンバー7人のうち、 … [ 記事全文 ]
FOMC後の市場環境を考える 米10年国債利回りはFOMC翌日、ほぼ元の水準まで低下、実質金利は依然マイナス圏で推移。 FF先物市場で23年2回の利上げは織り込み済み、現FOMCメ … [ 記事全文 ]
2021年6月FOMCレビュー~想定よりもタカ派的 ドットチャートの予想分布が大きく変化し、2023年に0.25%の利上げが2回あることが示唆された。 メンバーの経済見通しも総じて … [ 記事全文 ]
年初からの主要アセットクラスのパフォーマンスを検証する 今年はワクチン接種の進展による経済正常化期待で、昨年に出遅れたコモディティとリートが急騰。 株式はワクチン接種が進む先進国株 … [ 記事全文 ]
2021年6月FOMCプレビュー~今回の注目点を整理する テーパリングの手掛かりは、政策意図を示す基本手段のFOMC声明をまずは読み込む必要がある。 またドットチャートの予想分布次 … [ 記事全文 ]
ワクチン接種と株価~日米での比較検証 米国ではワクチンの接種が進むにつれて株価は堅調に推移、相対的にバリュー優位の動きが顕著。 日本ではワクチン接種のペースが米国より遅く、株価は軟 … [ 記事全文 ]
4月以降の米長期金利低下が示唆すること 米10年国債利回りは、3月末に1.74%水準まで上昇も、その後は低下し直近では1.43%台に。 4月以降の米長期金利低下時も米国株は上昇、リ … [ 記事全文 ]
日経平均株価の長期トレンドを確認する 足元の日経平均は25日と75日移動平均線の間で横ばい推移、29,000円台の定着に苦戦中。 ただ、長期的な上昇トレンドは継続中、5月に27,0 … [ 記事全文 ]
コロナ禍での日米中央銀行バランスシート変化が示唆すること FRBのバランスシートは昨年3月以降、約3.6兆ドル増加、量的緩和で国債の残高増加が主因。 日銀のバランスシートは昨年3月 … [ 記事全文 ]
バイデン米大統領の予算教書について バイデン米大統領は2022会計年度の予算教書を公表し、6兆110億ドルの歳出規模を示した。 財政赤字は2031会計年度まで毎年度1.3兆ドル超、 … [ 記事全文 ]
米テーパリングの先の展開を考える 市場で関心の高いテーパリングだが、FRBは過去に一連の金融政策正常化プロセスは経験済み。 今回の正常化も、テーパリング、総資産残高維持、利上げ、総 … [ 記事全文 ]
日銀のETF買い入れ動向~直近のアップデート 日銀は3月に、ETF買い入れの運用変更を決定したが、2月にはすでに、その変更を示唆していた。 直近までのETF買い入れ動向をみると、従 … [ 記事全文 ]
ドル円相場と日米金融政策の展望 新年度入り後のドル円は、方向感に乏しい動きが続き、米インフレ懸念に対しても反応は限定的。 ドル円は米国の物価変動を一時的と捉え、その先のテーパリング … [ 記事全文 ]
2020年度本決算の総括と2021年度業績予想の傾向 国内企業の決算発表がほぼ終了、20年度本決算では、改めて非製造業の回復の遅れを確認。 21年度業績予想では製造業、非製造業とも … [ 記事全文 ]
決算一巡後の日経平均株価のEPSとPER 決算発表がほぼ一巡し、業績予想も大方は出そろったため、直近のEPSとPERの動きを確認する。 EPSは増益予想を反映して上昇したが株価は複 … [ 記事全文 ]
先週の日経平均株価~下がった銘柄と上がった銘柄 日経平均株価を構成する銘柄のうち、5月10日から13日までの期間において、210銘柄が下落。 下落率上位10銘柄は決算も影響、値がさ … [ 記事全文 ]
インフレを再考する~株価にとって良いのか悪いのか インフレは物価の持続的な上昇のことで、米国ではそれが安定するように金融政策が行われている。 FRBはPCE物価指数をより重視してお … [ 記事全文 ]
緊急事態宣言と日本株の関係 緊急事態宣言中の新規感染者数と日経平均の動きについて過去2回と今回3回目を比較する。 1回目と2回目の緊急事態宣言の発令中は、いずれも新規感染者数が減少 … [ 記事全文 ]
米インフレ懸念と株安をどう考えるか 米4月CPIの伸びが市場予想を上回り、米金融市場ではインフレ加速への警戒が一段と強まった。 インフレは必ずしも株安材料ではないが、市場はインフレ … [ 記事全文 ]
当社チーフマーケットストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)で為替トレーディング業務、市場調査業務に従事した後、米系銀行で個人投資家向けに株式・債券・為替などの市場動向とグローバル経済の調査・情報発信を担当。 現在は、日米欧や新興国などの経済および金融市場の分析に携わり情報発信を行う。 著書に「為替相場の分析手法」(東洋経済新報社、2012/09)など。 CFA協会認定証券アナリスト、国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。