2017年の鉄鉱石・石炭価格の振り返り 鉄鉱石価格は値下り、石炭価格は堅調に推移

2017/12/28

2017年の鉄鉱石・石炭価格の振り返り 鉄鉱石価格は値下り、石炭価格は堅調に推移

 

【ポイント1】鉄鉱石価格は下落

石炭価格は上昇

 

■17年の鉄鉱石価格は、年初の1トン当たり77.98ドルから直近12月26日の同68.96ドルへと▲11.6%の下落となりました。

■一方、石炭の価格は、燃料炭が年初の同90.50ドルから12月27日の同100.20ドルに+10.7%、原料炭が同期間に同224.30ドルから同260.10ドルに+16.0%の上昇となりました。

 

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【ポイント2】短期的には環境規制が影響

中期的には中国が需要増を牽引へ

 

■鉄鉱石、石炭の一大消費地である中国は、近年、環境保護に力を入れています。その一環として政府は、鉄鋼等の一部の工場に冬季の操業停止を命じました。産業合理化(過剰設備廃棄)の効果もあり、中国の鉄鋼生産量は17年の夏場を境に減少傾向にあります。環境規制の強化は一方で、石炭の供給抑制につながり、石炭の需給を引き締めています。短期的には、こうした環境規制の強化が、資源価格に影響を及ぼすと見られます。

■もっとも、中国は社会資本整備のため公共投資を拡大しています。中期的に鋼材の消費量は増勢を辿る見通しであり、鉄鉱石や原料炭の需要も拡大すると予想されます。

 

 

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【今後の展開】中期的には堅調に推移しよう

 

■鉄鉱石・石炭価格は、短期的には中国の環境規制の影響を受けると見られますが、中期的には中国の経済成長とともに堅調な推移が見込まれます。鉄鉱石・石炭価格の上昇は、資源国通貨である豪ドルの下支え要因になると予想されます。

 

 

 

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(2017年 12月 28日)

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