活躍の場を広げる『AI』の最新事例

2017/07/13

<今日のキーワード>活躍の場を広げる『AI』の最新事例

昨年、『AI(人工知能)』を搭載した囲碁プログラムがプロ棋士との対戦で勝利するなど、『AI』への注目がますます高まっています。この『AI』の活躍の背景には、“ビッグデータ”(膨大なデータ)と、それを『AI』が“ディープラーニング”(深層学習)することがあり、多くのデータを基に、より正確で素早い判断が可能となっています。今回は、政府も積極的に後押しする『AI』の活躍の最新例を見ていきましょう!

【ポイント1】画像認識の精度向上から、『AI』による新たなサービスが誕生

高い精度でがんやがんになる前の病変を判定することも可能に

 

■『AI』は、“ディープラーニング”と言われる人間の神経構造を発想のベースにした学習法によって、急速に進歩しています。最近では、医療の現場で『AI』が大腸内視鏡検査時に大腸がんを画像判定するシステムが開発されました。大腸内視鏡検査での『AI』によるがんとがんになる前の病変の発見率は98%と、精度が高い点にも注目です。

 

【ポイント2】人手不足感の強い介護の現場での活躍も期待される

職員の負担軽減で、介護サービスの質向上も

 

■介護の現場でも新たな『AI』を活用した事例が出てきています。例えば、介護施設では入居者の体調や介護内容といった沢山の情報がアプリなどにより蓄積されるようになってきました。そしてその情報を『AI』が分析し、介護計画案を作成するシステムの開発が進んでいます。

■介護計画の作成には多くの時間がかかるなど職員の負担も大きく、人手不足感が強い介護の現場では、『AI』の活躍が期待されています。また、介護記録や介護計画の作成にかかる負担を削減できる分、介護サービスの質向上につながると見られています。

 

 

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【今後の展開】政策の後押しも受けて、『AI』はますます活躍の場を広げる

 

■政府は成長戦略「未来投資戦略2017」で、『AI』やあらゆるモノがインターネットでつながるIoTなどを産業や社会生活に取り入れて様々な社会問題を解決する目標を掲げるなど、『AI』を活用した政策運営に力を入れています。また、『AI』を活用したものづくりや医療・介護サービスなど、新しく需要が見込まれる分野を想定した地方創生推進交付金の支給対象の拡大も検討されています。今後もこうした政策的な後押しも受けて、『AI』は私たちの身の回りで一層活躍の場を広げていくと考えられます。

 

(2017年 7月 13日)

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