最近の指標から見るインド経済(2016年11月)インフレ率低下傾向の中で生産活動が堅調に推移

2016/11/17

最近の指標から見るインド経済(2016年11月)

【ポイント1】物価は3ヵ月連続で低下

引き続き食品価格の低下が寄与

■2016年10月の消費者物価指数は前年同月比+4.2%(9月同+4.4%)と3カ月連続で鈍化しました。

■食品のインフレ率が前年同月比+3.3%と、9月の同+4.0%から大幅に鈍化したことが主な要因です。

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【ポイント2】生産はプラスに転換

耐久消費財と原材料が寄与

■2016年9月の鉱工業生産指数は、前年同月比+0.7%と市場予想の同+0.5%を上回り、8月の同▲0.7%からプラスに転じました。

■財別に見ると、耐久消費財、原材料、中間財はプラス基調が続いており堅調ですが、資本財は2015年11月以降マイナスが続いています。堅調な消費に牽引され生産は好調なものの、未だ新たな設備投資には繋がっていないようです。

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【今後の展開】インフレ率低下と好調な消費で景気は拡大へ

■公務員賃金の引き上げや、モンスーンの順調な降雨による地方所得の増加から、今後も消費を中心に内需は堅調に推移すると思われます。また、政府によるインフラ投資加速で投資が回復し、生産活動は堅調に推移すると思われます。

■RBI(インド中央銀行)は、今後のインフレ低下を受けて利下げを行う可能性があります。消費の拡大による景気の好調に加え、インフレ低下による利下げも予想されることから、インドの株式、債券、為替の堅調さが期待されます。

(2016年11月17日)

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