平山<7781> 17 年 6 月期は採用難への対応と海外事業の伸長を注視

2016/11/29

「設備と敷地を持たない製造業」を標榜する、構内請負と派遣が中心の人材会社
17 年 6 月期は採用難への対応と海外事業の伸長を注視

業種: 精密機器
アナリスト:藤野敬太

◆ 会社概要
・平山(以下、同社)は、製造業向けの構内請負が事業の中心であり、「設 備と敷地を持たない製造業」を標榜している。
・長年の実績から人材育成力には一日の長があり、「製造請負優良適正 事業者認定制度」を第 1 号で取得した事業者である。

◆ 16 年 6 月期決算
・16/6 期決算は、売上高 9,747 百万円(前期比 8.4%増)、営業利益 128 百万円(同 66.1%減)で、期初会社計画に対する達成率は、売上高が 97.3%、営業利益は 29.9%に留まった。
・主力のインソーシング・派遣事業において、採用の苦戦による採用関連 費用の増加、大手顧客の減産要請に対応するための外注費増や人材 稼働効率の悪化により、利益が圧迫された。

◆ 17 年 6 月期業績予想
・17/6 期業績について、同社は売上高11,963百万円(前期比22.7%増)、 営業利益 244 百万円(同 90.8%増)と予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、17/6 期の業績予想を、 売上高 11,326 百万円(前回 11,552 百万円)、営業利益 217 百万円(同 309 百万円)へ修正した。利益を引き下げたのは、16/6 期に見られた採 用難が続くことを想定したためである。

◆ 今後の注目点
・当センターでは、18/6期以降、年11~12%台の増収が続き、19/6期に営 業利益率が 2.5%まで回復すると予想した。
・インソーシング・派遣事業及び技術者派遣事業で採用が難しくなってい る状況がどこまで続き、どのように対応するか、また、16/6 期に M&Aによ って取得した人材事業をどのようなペースで成長させることができるか、 の 2 点を当センターは注視している。

 

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資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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