デジタル・インフォメーション・テクノロジー <3916> 他社との提携推進による自社商品の拡販で高い利益成長を目指す

2016/04/01

組込みシステムの開発・検証やコンピュータ販売も手掛ける情報サービス企業
他社との提携推進による自社商品の拡販で高い利益成長を目指す

業種:情報・通信業
アナリスト:大間知淳

1.会社概要
・デジタル・インフォメーション・テクノロジー(以下、同社)は、金融業や通信業などの業務システム開発や運用サポートを主力事業としており、組込みシステムの開発・検証、カシオ製コンピュータや自社製ソフトウェア商品の販売も手掛ける独立系の情報サービス企業である。

2.財務面の分析
・10/6 期~15/6 期の単体の売上高は年平均 7.5%増、経常利益は同32.9%増と順調に拡大してきた。13/6 期~15/6 期の連結業績を見ても、年平均 7.2%増収、26.7%経常増益と足元でも高い成長性を維持している。
・他社との比較では、規模はやや小さいものの、経常利益の成長性や資産利益率で見た収益性の高さに魅力がある。

3.非財務面の分析
・同社の知的資本の源泉は、社内カンパニー制の運営経験とノウハウの蓄積にある。社内カンパニー制による事業展開はリソースの有効活用を通じて同社の成長に寄与していると思われる。

4.経営戦略の分析
・幅広い事業領域で顧客との安定的な取引を維持して事業基盤の強化を図りながら、自社商品を軸とした新しい価値を提供することで利益成長を目指している。
・向こう 3~5 年の中期目標として、売上高 100 億円、営業利益 10 億円の達成を掲げている。

5.アナリストの評価
・証券リサーチセンターでは、各サービスの需要が好調なソフトウェア開発事業がけん引役となって、高い利益成長が当面続くと予想している。
・好況期であっても SE の稼働率が低下する局面では、利益が落ち込む可能性があることに留意したい。

 

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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