しまむら<8227>年初から下落し年初来安値を更新するも、そこから徐々に回復し直近は連日高値更新中…決算発表で株価どうなる?

2023/04/04

 

4/3に本決算発表を迎えたしまむら<8227>。昨年末は上昇して終わりましたが、今年は年初より急落し、わずか2週間の間に10%ほど下げました。

その後は上昇下落を繰り返しながらも徐々に株価を回復し、3/9に続き決算発表日に再度年初来高値を更新しています。

結果として長期的には順調に株価が推移し、高値圏を推移していることもあり、ここから更に上昇するのか、それともここでトレンドが変わるのかの判断が難しいところでしょう。

そして、そのような中、 決算発表を迎えた同社ですが、ここからどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

しまむら<8227>の本決算前後の株価動向は?


同社の株決算を挟んだ1ヶ月間(3月下旬~4月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:しまむら<8227>の本決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2022年の株価の推移を見ると、上昇傾向が18回、下落傾向が5回見られます。この数字を見る限り、明確に上昇傾向があると読み取れるでしょう。

変動幅を見ると、10%以上の変動は、上下合わせて7回あります。そのほかに、ほぼ10%の変動は4回見られます。それに対して、5%以内の変動は上下合わせて10回あります。

よって、同社の株価は、全体として上昇しやすい傾向があり、やや株価が変動しやすい傾向があるでしょう。

ただし、5%前後の中程度の変動は少なく、10%前後を目指した変動になるか、5%以内の小幅変動にとどまるかの、やや極端な動きをする傾向もあると考えられます。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

しまむら<8227>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:14,450円
下値目安:12,220円

※3/20終値13,250円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約9.0%、下落幅は約7.7%と考えられます。よって、上値は「14,450円」、下値は「12,220円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、順調に株価を伸ばし4/3決算日当日につけた年初来高値を再度更新します。

現時点で決算発表後に上昇していますので、ここから反落の可能性もありますが、引き続き順調に高値圏を推移し、再度年初来高値更新を狙う水準を推移するでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、200日移動平均線を下抜けします。1月につけた年初来安値には届きませんが、そのまま軟調に推移すると考えられます。

ただし、1月も200日移動平均線を抵抗線として、時間をおいてから反発する動きも見られます。そのような動きもありますので、一気にトレンドが転換したとは考えず、中立に動向を見守るのが良いでしょう。

このように同社は決算発表日に年初来高値を更新するなど、順調に上昇を続いています。その一方で、1月には年初来安値更新するなど、短期間で大きく変動しているような動きも見られます。

しかしながら、下落方向は200日移動平均線が抵抗線として機能していることもあり、上値が重たい状態ではないので、ここから高値圏を推移し、さらなる上昇も期待できるでしょう。

そうなると難しくなるのが、売買のタイミングです。ここから仕掛けようとする場合は、上昇以外に、下落方向に一時的に動く可能性と、このまま高値圏を横ばいに推移する可能性があります。

そういった意味では、ここからどのシナリオに動くかを慎重に見極めないと、高値づかみをするリスクもあります。その一方で、上昇しチャンスを逃す可能性もあります。

それを回避するには、例えばシステムトレードのように、今がどちらに動く確率が高いのかを見極めるような厳密な売買方法を取入れるのが良いでしょう。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2023/4/3時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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