2021年の日経平均株価…どこまで上がる?

2020/12/28

 

2020年の日経平均株価は、1/6に2万3,319円76銭で始まりました。しかし、コロナウイルスの影響で、3/19には1万6,358円19銭の年初来安値をつました。

その後は徐々に上昇し、12/7には年所来高値となる2万6,894円25銭まで上昇しています。

2020年は、コロナウイルスの世界的な猛威の影響で、大きく株価が変動する一年でしたが、来年2121年の日本株市場は、どのように推移する可能性があるのでしょうか?

そこで今回は、2021年の日経平均株価が、3ヶ月後…半年後…1年後…どこまで上がる可能性があるのかデータ分析しました。

 

日経平均株価は「3ヶ月後」どこまで上がる?


まず、3ヶ月後の動向です。年始から3ヶ月後にかけて、日経平均株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

<日経平均株価3ヶ月後の動向>

シナジスタ:日経平均株価は「3ヶ月後」どこまで上がる?

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2020年の株価の推移を見ると、上昇傾向が10回、下落傾向が11回見られます。この数字を見る限り、上昇と下落が均衡していると考えられるでしょう。

変動幅を見ると、2012年は、20%弱まで上昇していますが、全体的には、ほぼ10%前後の範囲で推移しています。

なお、この分析結果を見る限り、平均上昇幅は約7.9%、平均下落幅は約8.1%と考えられます。

よって、2021年4月上旬時点での日経平均株価は【24,595円55銭~28,888円40銭】を目安に推移すると考えられるでしょう。

次に、半年後の推移を見てみましょう。

 

日経平均株価は「半年後」どこまで上がる?


次は、半年後の動向です。年始から半年後にかけて、日経平均株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

<日経平均株価 半年後の動向>

シナジスタ:日経平均株価は「半年後」どこまで上がる?

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2020年の株価の推移を見ると、上昇傾向が10回、下落傾向が11回見られます。この数字を見る限り、上昇と下落が均衡していると考えられるでしょう。

変動幅を見ると、2013年は約30%まで上昇、2015年は20%弱の上昇、2016年には約15%の下落をしています。その他は10%前後の範囲を推移しています。

なお、この分析結果を見る限り、平均上昇幅は約9.2%、平均下落幅は約6.9%と考えられます。

よって、2021年7月上旬時点での日経平均株価は【24,892円63銭~29,228円30銭】を目安に推移すると考えられるでしょう。

次に、一年後の推移を見てみましょう。

 

日経平均株価は「2021年年末」どこまで上がる?


次は、2021年年末の動向です。年始から一年後にかけて、日経平均株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

<日経平均株価 年末の動向>

シナジスタ:日経平均株価は「2021年年末」どこまで上がる?

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2020年の株価の推移を見ると、上昇傾向が13回、下落傾向が8回見られます。この数字を見る限り、上昇と下落が均衡していると考えられるでしょう。

変動幅を見ると、2005年は約40%まで上昇、2013年は50%の上昇、2000年2001年は約30%弱の下落、2008年には約40%の下落をしています。その他は20%前後の範囲を推移しています。

なお、この分析結果を見る限り、平均上昇幅は約17.6%、平均下落幅は約20.2%と考えられます。

よって、2021年年末時点での日経平均株価は【21,362円54銭~31,492円48銭】を目安に推移すると考えられるでしょう。

次に、一年後の推移を見てみましょう。

 

2021年日経平均株価の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【2021年日経平均株価・目標株価】
上値目安:21,362円54銭
下値目安:31,492円48銭

※2020/12/18終値26,763円39銭を基準に計算

シナジスタ:分析結果

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

このデータ分析の結果を見る限り、3ヶ月後から半年後にかけては、12/18終値26,763円39銭を基準に計算すると、上下ともに2000円程度変動することが想定されるでしょう。

また、2021年の年末にかけて上下の変動は大きくなり、上下ともに5000円程度変動することが想定されるでしょう。

このように、日経平均株価は、例年年末にかけて上下に大きく変動する傾向があります。それをふまえると、2021年の年末は、上値の目安は30,000円を超え、下値の目安は21,000円台と考えられます。

これらを考慮すると、2021年の日本株市場は、今年よりもさらに大きな変動がある年とも読み取れます。

しかしながら、これはあくまでも日経平均株価の動向です。個別銘柄と日経平均株価は、必ずしも同じ動きをするわけではありません。

よって、この日経平均株価の動向は、あくまでも目安として把握しつつ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2020/12/18時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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