出前館<2484>10/15本決算発表。夏場から上昇し高値圏を推移中…決算発表で株価さらに上がる?
10/15に本決算発表を迎えた出前館<2484>。2018年に高値を付けて以降、下落トレンドに突入していましたがコロナ・ショックの下落後にリバウンドしました。
しばらくもみ合いが続いていましたが、7月後半から徐々に上昇を開始。現在は3,000円台まで上昇しています。
そのような中、本決算を迎えた同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
出前館<2484>の本決算前後の株価動向は?
同社は、上向きの75日移動平均線の上を25日線が同様に右肩上がりで推移し、株価はその上を推移しています。
では、決算を挟んだ1ヶ月間(10月上旬~11月上旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2006年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が5回、下落傾向が9回見られます。この数字を見る限り、下落傾向があると考えられるでしょう。
変動幅を見ると、過去に60%や40%程度の下落が確認できます。特に直近2年に40%程度の下落が起きていることは気になります。その他は、比較的小さな変動幅にとどまっています。
では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
出前館<2484>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:3,695円
下値目安:2,592円
※10/6終値3,115円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約18.6%、下落幅は約16.8%と考えられます。よって、上値は「3,695円」、下値は「2,592円」が目標株価と考えられるでしょう。
もし、上値の目安に到達した場合は、年初来高値を再び更新することになります。そのときは上昇の勢いが加速すると考えられるでしょう。
反対に、下値の目安に到達した場合は、25日移動平均線を下抜けします。そのときは、端的にもみ合いの状況が続く可能性があるでしょう。
このように、好調な同社ですが、過去に株価が大きく変動することが、たびたび見られたことを考慮すると、目安の株価のどちらにも動くと考えられます。
それを考慮すると、目の前の株価の動向を見て慌てて売買せず、様子見するのも選択肢の一つでしょう。ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。
※本記事は2020/10/14時点に執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。
このような分析をすることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。
実際に有効な「売買のタイミング」を学びませんか?【無料】でeBook(電子書籍)を受取るにはこちらをクリック
【無料】でeBook(電子書籍)『日本株再入門』を受け取るには、今すぐこちらをクリックしてください。
この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
【高橋佑輔の関連記事】