ヤクルト本社<2267>5/14本決算発表。直近「7,400円」まで急騰するも下落し方向感定まらず。決算発表で株価再上昇する?
5/14に本決算発表を迎えるヤクルト本社<2267>。2019年後半に7,000円台から6,000円台まで下げ、その後はそのまま6,000円台を前後して推移をしていました。その後、同社も例外なくコロナ・ショックの影響を受け、4,815円まで下落しました。
そして、そこから7,400円まで一時的回復しました。しかし、現在は再度6,000円台で小康中です。間もなく、本決算発表を迎えるヤクルト本社<2267>ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
ヤクルト本社<2267>の本決算前後の株価動向は?
ヤクルト本社<2267>は、昨年後半からおよそ6000円を基準に6,000円台後半から5000円台後半までの1,000円ほどの値幅の中を上下する展開が続きました。その後は、コロナ・ショックの影響を受けながらも回復するなど、方向感のつかみにくい展開が続いています。
では、本決算を挟んだ1ヶ月間(4月下旬~5月下旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が8回、下落傾向が12回見られます。この数字を見る限り、下落傾向があると考えられるでしょう。なお、過去の状況を見る限り、2000年や2017年に急上昇は見られるものの、他の年の上昇は5%以内にとどまっています。また、下落時は5~10%の範囲です。これを見ても、下落傾向が強いと読み取れるでしょう。
このデータ分析を見る限り、決算発表によって、株価が大きく上昇すること可能性はは低いと考えられるでしょう。むしろ、下落するリスクに備える必要があると考えられるでしょう。では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
KDDI<9433>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:7,102円
下値目安:6,181円
※2020年4/27終値6,660円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約6.6%、下落幅は約7.1%と考えられます。よって、上値は「7,102円」、下値が「6,181円」が目標株価と考えられるでしょう。ただし、ここで注意したいのは、上昇については、2000年や2017年の突発的な上昇を含むことです。よって、実際はここまでの上昇は見込めまいかもしれません。
以上をふまえると、同社は決算前後の期間中には、大きく上昇する可能性は低く、下落するリスクが高いと考えられます。直近に大きく上昇していただけに、期待が高まるところではありますが、下落のリスクを考慮すながら、投資判断するのが良いでしょう。
このような分析結果を持ち合わせることで、今取るべき投資スタンスが、より厳密で精度の高いものになるではないでしょうか。ぜひ、あなたもこのようなデータ分析の方法を、私が書いたレポート「日本株5つの法則」を読んで手に入れてください。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋 佑輔が執筆の【無料レポート】の配布はこちらをクリック。
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