2019IPO個人投資家アンケート、ブシロードやSansanが評価

2020/03/10

キャピタル・アイニュースとアイフィス・インベストメント・マネジメントは2019年IPO個人投資家アンケートを実施した。個別銘柄ではブシロードやSansanが評価された。IPOに期待する業態は、人工知能(AI)と次世代通信規格「5G」に票が集中した。

■ファン票のブシロード、キャピタルゲインでAI inside
2019年は有名企業の大型上場がなく、票が分散するなかで、ブシロード(ブックランナー:SMBC日興)が接戦を制した。同社はIPコンテンツの開発のほか、2.5次元ミュージカルやプロレスなどライブエンタテインメントを幅広く手掛ける。知名度の高さとともに、「扱っている商品やサービスが好き」が理由に選ばれた。

2位が最大案件のSansan(同:野村)。クラウド型の名刺管理ソフトを提供し、知名度、安定性、将来性がバランスよく評価された。3位のAI inside(同:野村)。は、公募価格(3600円)の3.5倍で初値を付け、その後も1万円以上をキープ。事業の将来性に加え、好調な株価や売却益を得られたことが個人投資家の心証を良くした。

 

「失敗と思われる案件」を挙げたのは少数だったが、ビジネスチャットツールを提供するChatwork(同:大和)は「知名度があるのに公募割れ」(50代会社員男性)と指摘された。

■5GとAIに期待
魅力的と思う事業分野(3つまで)の問いでは、AIと5Gが圧倒的に人気だった。フィンテックも根強く支持されている。他方、シェアリングやSaaSは、この数年で急増しているものの、・・・

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