利益を伸ばせる場面ではできるだけ伸ばす
こんにちは、石田です。
さて、今日のテーマは「適切な利食い幅について」です。
トレードコーチングの場面でよく質問されるのが
「エントリー後に思惑通りに進み、利益を伸ばそうと思って我慢していると、、、急に折り返してきてせっかく乗っていた利益がはがされて結果的に薄利になる」
「その経験から早めの利食いを心掛けていると利食いした後に思惑通りの方向に大きく伸びてしまいすごく後悔する」
「利食い幅はどの程度で定めるのが良いのでしょうか?」
このような意味合いの質問です。
トレードルール、手法の種類にもよりますが、結論から言うと・・・。
「自分の行っているルールの『性質・特性や原則的な部分』を正しく理解し、良い部分が最大限活かせるような利食い幅を設定する」となります。
この表現ではわかりづらいかもしれないので解説を加えますと・・・。
例えば、多くの方が実践しているであろう「トレンドフォロー系のルール」であれば、原則的な部分に「損小利大」があります。
これは、損をするときには小さく、利食いは大きく。という意味ですから、「利益を伸ばせる場面ではできるだけ伸ばす」というのが鉄則です。
で、すごく重要なことを言います。
言い換えれば、「利益を伸ばせる場面でできるだけ伸ばさなければ、最終的にこのルールで儲けることはできない」ということです。
感じ取っていただけましたか?
あとは、その自分の使っているルールの「裁量判断の割合がどの程度あるのか?」を加味する必要があります。
シストレ寄りのルールだったりすると「この条件を満たした時点で利食い」となっている場合が多いので、その場合は「それに愚直に従うだけ」です。
そうではなく、利食いに対しても裁量判断部分が多く、「ケースバイケースで適時判断」であれば、「裁量判断を行うための自分ルールの確立が必要」です。
例えば、冒頭で書いたようなパターンを脱するためには、、、
・急反転し「そう」であれば、場合により早めの利食い
・伸び「そう」であれば、利を伸ばす
この「〇〇そう」を判断するルールですね。
もちろん、「一切コントロールの利かない不確実なマーケットに対して決めるルール」ですから、その通りにしたからと言って「100%的中などあり得ない」わけですから、これは大前提として理解してください。
そのうえで、
・移動平均線の角度が付いている場合は利を伸ばす(角度が付いていなければ早めの利食い)
とか
・何らかのテクニカル指標が〇〇を示している場合はトレールする幅を広く、△△を示しているときはトレールする幅を狭く
とか
・通常トレンドの場合は利を伸ばす、石田定義の「強気持合」の時は早めの利食いをする
等々、「〇〇そうの判断ルール」を作れば良いわけです。
ポイントとしては、、、
目先の成績で判断せず、一定期間繰り返してその期間トータルの収益がプラスになるようにルールを定める事。ですね。
またトレンドフォロー系ではなく、私の「超短期マネーゲーム」ルールのように「計算式で利益が残るように寄せていくようなルール」の場合は勝率なども関係してきますので「その勝率が確保(維持)できる範囲内で早めに利食いを行う必要がある」わけです。
このようなことから考えても、適切な利食い幅を判断するには自分が使うルールの「性質・特性や原則的な部分を正しく理解することが重要」と言えます。
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