三菱マテリアル<5711>5/27の本決算発表。コロナ・ショックで下落後失速も短期的上昇に突入…決算発表で株価もっと上がる?
5/27に本決算発表を迎える三菱マテリアル<5711>。昨年の秋口から、同社株価は大きな変動をせずに3,000円前後のボックス圏内を推移していました。その後、コロナウイルスの影響を下落し、その後、大きく回復しませんでした。
ただし、直近ようやく回復傾向にあります。まだ、下落以前の水準まで回復していませんが、間もなく、本決算発表を迎える同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
三菱マテリアル<5711>の本決算前後の株価動向は?
三菱マテリアル<5711>は、昨年夏場におよそ2,500円まで下げましたが、その後は3,000円前後で横這いの推移をしていました。そして、今、コロナウイルスの影響による下落から、徐々に回復傾向が見られます。
では、本決算を挟んだ1ヶ月間(5月下旬~6月下旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が11回、下落傾向が9回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向が強いことが分るでしょう。ただし、その上昇幅は2013年のみ20%以上、2015年に10%以上があっただけで、他は10%未満の上昇にとどまっています。
また、反対に下落時は5%以上の下落の機会が多いことが分かります。つまり、全体的には上昇傾向があるものの、下落時は安定して下落する傾向があると考えられるでしょう。よって、上昇傾向だけに目を向けるのではなく、下落リスクにも目を向けたほうが良いかもしれません。
では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
三菱マテリアル<5711>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:2,350円
下値目安:2,016円
※2020年5/8終値2,210円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約6.3%、下落幅は約8.7%と考えられます。よって、上値は「2,350円」、下値が「2,016円」が目標株価と考えられるでしょう。なお、上値の目安ですが、直近で超える場面も見られました。
また、直近短期的に上昇していたことで、25日移動平均線が上向いており、上に位置している75日移動平均線に接近しています。それを考慮すると、この上値の目安を超えてくる可能性もあるでしょう。
ただし、過去の傾向を見る限り、下落時には安定して下落する傾向も見られます。データ分析では上昇するときの変動幅よりも、下落時の変動幅のほうが大きいという傾向が見られます。よって、さらに上昇することも考慮しつつも、下落のリスクも考えながら投資判断をすると良いでしょう。
このような分析をすることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。
実際に有効な「売買のタイミング」を学びませんか?【無料】でeBook(電子書籍)を受取るにはこちらをクリック
【無料】でeBook(電子書籍)『日本株再入門』を受け取るには、今すぐこちらをクリックしてください。
この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
【高橋佑輔の関連記事】