エスエルディー<3223> 既存店の売上回復に注力し、19 年 3 月期以降の業績回復を目指す

2018/01/26

カフェダイニング業態を中心に立地特性に合わせた多業態を展開
既存店の売上回復に注力し、19 年 3 月期以降の業績回復を目指す

業種:小売業
アナリスト:佐々木 加奈

◆ 事業内容
・エスエルディー(以下、同社)は、「音楽」、「アート」、「食」といったカルチ ャーコンテンツを企画・融合させ、顧客に豊かなライフスタイルを提供す ることを目指して飲食サービス事業などを行なっている。
・カフェダイニング業態を中心に多業態を展開している飲食サービスの 17 年9 月末の店舗数は、関東地方48店舗、東海地方3 店舗、近畿地方4 店舗、九州地方 8 店舗、東北地方 2 店舗の合計 65 店舗である。

◆ 18 年 3月期上期決算の概要
・18/3 期第 2 四半期累計期間(以下、上期)の売上高は前年同期比 7.7% 減の 2,622 百万円、営業損益が 86 百万円の損失(前年同期 37 百万円 の損失)であった。店舗数が前年同期末比 3 店減少したことに加え、既 存店売上高が低迷したことにより減収となった。減収による原価率の悪 化に加え、人件費及び業態転換に伴う費用の増加が響き、前年同期に 続いて営業損失となった。

◆ 18 年 3月期の業績予想
・同社は 18/3 期の計画を 11 月 14 日に下方修正した。売上高は前期比 6.1%減の 5,169 百万円、営業損益は 6 百万円の損失を見込んでいる。 下期の収益回復を見込むものの、上期のマイナス分をカバーできず通 期でも営業損失となる見通しである。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では前回予想を減額修正し、 会社計画を若干下回る水準を予想する。利益剰余金のマイナス見込み から会社予想の配当 20 円は出来ない可能性が高いと考えている。

◆ 事業戦略と中期業績見通し
・同社は飲食サービス事業の強化策として、業態整理やブラッシュアッ プによるブランドの強化などを進めている。業態整理は順調に進んで おり、18/3 期上期は 4 店の業態転換と 2 店の退店を実施した。
・当センターでは、同社の出店余地は残されていると考えており、厳選した 立地に着実な店舗展開を進めることが収益力の回復につながると見てい る。当面の課題は既存店売上高の回復・維持であると考えている。

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ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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