今週の注目レポート　(1月31日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点（ROE・財務レバレッジ・PBR水準等）で、注目銘柄をピックアップします。

●パーク24（4666）【 2+→2+】
「国内駐車場は堅調、モビリティは拡大基調、20/10期は順調に発進」
1月17日に公表の同社月次速報数値によれば、10月の料金改定(値上げ)影響が心配されたが、主要タイムズパーキングの売上高は10月以降、月を追うごとに前年同月比での増加率を強めている。また、料金改定に伴う初期コスト影響も最小限に留めているという印象で主力の駐車場事業国内の20/10期のスタートは堅調と言えそうだ。一方、モビリティ事業はカーシェアを中心に毎月拡大基調が続いており、一段の収益貢献が期待できよう。20/10期は駐車場事業国内及びモビリティ事業の規模拡大等により経常利益過去最高を同社目指すが、スタートは順調であり、株価指標面にも特段割高感がないため堅調な株価にはなお上昇余地があるとみる。
予想ROE：18.3％　PBR:4.6倍、来期予想PER:21.7倍、来期予想EPS成長率：12％
株価（1/31終値）：2,755円　Fモデルによる理論株価：1,613円（1月31日by高田悟）

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
（詳しくは、以下のサイトをご覧下さい）〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。