【米国株】不透明感が強まる今、「低β株」に注目
トランプ政権による関税政策の強化など、政治的な不透明感が高まるなか、株式市場は一段と神経質な展開が続いています。こうした局面では、相場全体の影響を受けにくい銘柄に注目が集まりやすくなります。そのひとつが、市場に対して値動きの小さい「低β株」です。
そこで今回は、米国のS&P500株価指数構成銘柄のうち、過去2年間のβ値が小さい銘柄(β値0.25以下)を抽出し、値動きが比較的安定した50社を取り上げてみました。
なかでもコカコーラ[KO]やプロクター・アンド・ギャンブル[PG]、ジョンソン・エンド・ジョンソン[JNJ]などの生活必需品や医薬品などのディフェンシブ銘柄が目立ちます。また、公益事業の銘柄も多く含まれているほか、アルトリア・グループ[MO]やフィリップ・モリス・インターナショナル[PM]などのたばこ銘柄も入っています。
不透明感が強まる今のような局面では、こうした低βの安定銘柄がポートフォリオのリスク緩和に貢献し得るでしょう。
※β値とは、市場全体の動きに対して個別銘柄がどの程度感応しているかを示す指標です。例えばβ値が1.5なら、市場全体が10%上昇(下落)するとき、個別銘柄は15%程度上昇(下落)する傾向があることを意味しています。

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URL:金山 敏之「投資のヒント」
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