ビジョナル<4194>方向感なく短期的な上下を繰り返し、掴みどころがなくボックス圏を推移中…決算発表で株価どうなる?

2023/12/15

 

12/14に第1四半期決算発表を迎えたビジョナル<4194>。昨年は約6,000円から11,000円台と大きな変動を見せていましたが、今年に入り動き変動が少々落ち着きつつあります。

しかしながら、依然として方向感なく短期的に上下を繰り返し、掴みどころがないままボックス圏の水準だけが変化する状況が続いています。

そのような中、 決算発表を迎えた同社ですが、ここからどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ビジョナル<4194>の第1四半期決算前後の株価動向は?


同社の株価は、決算を挟んだ1ヶ月間(12月上旬~1月上旬)で、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

ビジョナル<4194>の第1四半期決算前後の株価動向|シナジスタ

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

上場から期間が短いため、あくまでも参考情報にはなりますが、 2021年と2022年の株価の推移を見ると、上昇傾向が1回、下落傾向が1回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向と下落傾向は均衡していると読み取れるでしょう。

変動幅を見ると、過去の2回とも15%以上の大きな変動が見られます。2022年は約20%とさらに大きな変動が見られます。

このように同社の株価は、上場から期間が短いこともあり、まだ株価が安定せず上下に大きく変動する可能性が高いと読み取れます。

直近の傾向からある程度予測をしたいところではありますが、あくまでも基本的なスタンスとして「値動きが大きく安定しない」と捉えておくのが良いでしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ビジョナル<4194>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:8,870円
下値目安:6,250円

※12/5終値7,740円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約14.6%、下落幅は約19.2%と考えられます。よって、上値は「8,870円」、下値は「6,250円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、11月から続く水準のボックス圏から一段上に抜けます。こうなると、そのまま上昇することを期待したいところです。

しかし、上で分析した傾向の通り、まだ株価が安定していません。常に短期的な上下を繰り返していますので、株価の動きに翻弄されることなく、事前に手仕舞いのタイミングを決めておくなどすると良いでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、4/12につけた年初来安値6,410円を下抜けします。同時に、11月から続いていた水準のボックス圏を下抜けします。

そうなると、反発を期待したいところですが、こちらもやはり株価が安定しないことを災いし、反発するか、それとも更に下落するか分からないでしょう。

このように同社は、上昇しても下落しても株価が安定していないことが影響し、そこから先の展開が読みにくい状況です。

年間を通じてもそれが現れているのか、方向感らしい方向感がなく、ボックス圏の水準だけが変動する状況が続いています。

株価が安定しないうえに、上下のどちらに進むか分からないボックス圏を推移していることを考慮すると、利益を狙って売買するのは、なかなか難しいかもしれません。

もし、売買して利益を狙うなら、例えばシステムトレードのように厳密に売買のタイミングを見極めるような方法を使って、確率の高いタイミングだけ売買するような方法が良いでしょう。

「まだ傾向ない」「値動きが安定しない」こういった点をふまえながら、どこかのタイミングで短期的に方向感が出るまで待ち続けるのが今のところは最善かもしれません。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2023/12/12時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

このような分析をすることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。

 

実際に有効な「売買のタイミング」を学びませんか?【無料】でeBook(電子書籍)を受取るにはこちらをクリック

 

【無料】今回のデータ分析がもっと詳しく分かるeBook(電子書籍)『日本株再入門』無料プレゼント中。今すぐこちらをクリックしてください。</strong></a><br />
【無料】今回のデータ分析の詳細が分かる「日本株5つの法則」レポート無料プレゼント中。今すぐこちらをクリックしてください。
【無料】でeBook(電子書籍)『日本株再入門』を受け取るには、今すぐこちらをクリックしてください。

この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) ー高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)ー

トレード歴12年以上の現役トレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。単年で負ける年もあったものの12年間以上、安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。

<無料>高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

【高橋佑輔の関連記事】

株式会社シナジスタ
なぜ「高値掴みする投資家」と「底値付近で買える投資家」がいるか?それは「値動きの法則」の知識の差です。その法則を使い、過去12年で11年間利益を上げる現役トレーダー高橋佑輔が相場を分析。法則を学び、底値付近で買える投資家を目指しましょう。
株式会社シナジスタの提供する、コラム・教育サービスは、投資に関する考え方の一例をご紹介するというものですので、その正確性や完全性等について保証するものではありません。 実際の投資はお客様のご判断・ご責任で行って頂くものであり、当社は、お客様の投資におけるいかなる利益も保証するものではなく、また、お客様の投資によるいかなる損害に対しても補償を行うものでもありません。 本書の内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。内容に関するご質問・ご照会等にはお応え致しかねますので、あらかじめご容赦ください。

このページのトップへ