西松屋チェーン<7545>今年4月に年初来高値を更新し、調整局面に入るも依然として高値圏を推移中…決算発表で株価上がる?

2021/06/17

 

6/18に第1四半期決算発表を迎える西松屋チェーン<7545>。コロナ・ショックでは、一時600円台まで下げていた同社株価ですが、そこから順調に上昇し、4/14には年初来高値1,864円をつけました。

直近は一時の1,700~1,800円の上昇から調整局面を迎えていますが、依然として高値圏を推移中です。

これまで好調に推移してきた同社ですが、第1四半期決算を迎えることで、株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

西松屋チェーン<7545>の第1四半期決算前後の株価動向は?


決算を挟んだ1ヶ月間(6月上旬~7月上旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:西松屋チェーン<7545>の第1四半期決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2020年の株価の推移を見ると、上昇傾向が14回、下落傾向が6回、変わらずが1回見られます。この数字を見る限り、明確に上昇傾向があると読み取れるでしょう。

変動幅を見ると、上下合わせて10%以上の変動が7回見られます。5%以内の変動は、上下合わせて10回見られます。

これを見る限り、比較的変動が小さいように見えますが、20%以上の変動もあるなど、全体的には、あまり傾向が見られないとも考えられます。

それをふまえると、毎年その時期になってみないと分からないとも言えるので、売買の判断には注意が必要かもしれません。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

西松屋チェーン<7545>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:1,661円
下値目安:1,430円

※6/1終値1,535円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約8.2%、下落幅は約6.8%と考えられます。よって、上値は「1,661円」、下値は「1,430円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、現在株価の上に位置している25日移動平均線を上抜けします。そうなると、現在の調整局面から短期的な上昇局面を迎える可能性があるでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、25日移動平均線が75日移動平均線を大きく下抜けします。そのときは、現在の下落が継続する可能性があります。

そこからの反発も期待したいとことですが、大きく反発する可能性は低く、もみ合いになると考えられるでしょう。

このように同社は、この時期に明確な傾向がないうえ、調整局面ということもあり、方向感が乏しく判断が難しいタイミングです。

また、上昇時は良いですが、下落時は一段低いところでのでもみ合いの可能性が高いです。

それもふまえると、ここは無理に売買せず、方向感が出るまで様子見をするのも選択肢の一つかもしれません。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2021/6/14時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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