為替と一緒に取引するおすすめ銘柄:2
こんにちは、石田です。
今日は前回の続き「為替と一緒に取引するおすすめ銘柄:2」をお送りします。
前回(1)では・為替と一緒に別の銘柄を取引する理由をお話ししました。
為替のみを対象にトレードを行っていたとして自分のライフスタイルから見ると
・良く動く時間帯が仕事中
・長期にわたり自分の戦略が機能し辛い期間
・トレンドがついても短時間で終わりがちな期間
などがあり、そのような場面で無理やりトレードをしてしまうと損失を拡大させてしまう恐れがあります。
チャンスの場面に自分のタイミングが合うまでじっと待っておけばよいだけの話ですが、そうすると今度は極端にトレード回数が減ってしまいます。
専業トレーダーであればどのような場面でもわずかなチャンスを拾いながら対応できるかもしれませんが、仕事をしているとそうもいきません。
そこであえて「異なる動き(マーケットパターン)をする別の銘柄を複数同時進行的に監視してチャンスを増やせばよい」とお伝えしました。
通貨ペアの中から選ぶには異なるマーケットの値動きを持つ通貨ペアは限られているため、違うカテゴリーから選べばよいということです。
というわけで、最初におすすめする銘柄ですが、第1弾は、、、「日経225先物」です。
こちらを選んだ一番の理由は「取引の仕組み(ルール)がFXに似ている」ため、225が初めての方でも「仕組みが理解しやすくスムーズにスタートできるから」です。
それでは、特徴などをご紹介していきましょう。
<日経225先物取引って何?>
・上場企業225社の平均株価皆さんも夜のニュースなどで「今日の日経平均は・・・〇〇〇円で昨日と比べ〇〇円の値下がりとなりました。」みたいなフレーズを耳にすることがあると思います。
ようは「あの数字」が取引対象だと思ってください。
(注:実際には日経平均と225先物は別のもの)普段FXでレートの上下を予測して買ったり売ったりしていると思いますが、全く同じで「上がると思えば買い、下がると思えば売る。」ということです。
・差金決済を目的とした指数の取引日経225先物はあくまでも差金決済を目的とした指数の取引です。
株券が発行されるわけでもなく、現物が手渡されるわけでもなく、「儲けであろうが損であろうが期限までに決済して取引を終了する」ということが前提となっています。
この期限ですが、商品先物取引は一般的に「期先を活発に取引する」ので、流動性は別として期限は長いのですが、日経225の場合は「期近を活発に取引する」ので、主に3カ月間以内での決済を目安にトレードします。
FXであればスワップ目的で「長期間保有するような投資スタイル」もあるかもしれませんが、225先物の場合は3カ月を目安に決済することが前提なので「長期保有よりアグレッシブに売買するイメージ」と言えます。
・レバレッジのかかる証拠金取引こちらもFXと同じですね、実際のレートで取引するわけではなく、「1単位を取引するために必要な証拠金を払って売買する」という仕組みです。
*225先物の売買単位は「枚(まい)」と呼びます。
ちなみに225先物は
・ラージ(取引単位1000倍)
・ミニ(取引単位100倍)
という2つの取引から選べるのですが、このコラムを書いている場面での証拠金は
ラージ・・・750,000
ミニ・・・・75,000
でした。
参考までに「値洗いのイメージ」をお伝えしておこうと思うのですが、、、
今日の夜のニュースを見てみてください。
もしアナウンサーが「今日の日経平均は・・・27500円で昨日と比べ250円の値上がりとなりました。」と言った場合、ミニを1枚買っていれば25,000円の含み益増加、ラージを1枚買っていれば250,000円の含み益増加、ミニを1枚売っていれば25,000円の含み損、増加ラージを1枚売っていれば250,000円の含み損増加となります。
直近のボラティリティはこのくらいなので、普段の皆さんのFXトレードの値洗いイメージと比較すれば「どの程度のボリュームの取引がどの程度の期間でどの程度の損益を生むのか?」イメージできると思います。
「証拠金取引」で「売りから入る」こともでき、さらには「夜間の取引」も可能、株に関連する銘柄ですが、取引の仕組みがFXに似ていますよね。
異なる部分としては、「値幅制限」、「サーキットブレーカ制度」があり、極端な値動きが発生すると一時的に価格が抑制されますので、FXと比較すると「急落場面がちょっとだけ優しい」のかもしれません(笑)
というわけで今回「日経225先物」を最初の「為替と一緒に取引するおすすめ銘柄」としてご紹介させていただきました。
今利用している取引会社で「申請すれば225取引可能」となる場合もありますが、取り扱いが無い場合は「新規で口座開設が必要」となります。
興味のある方はチェックしてみてください。
それではまた!
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