インテージHD(4326)の中間決算は、ドコモ・インサイトマーケティング(DIM)の新規連結等により前年比で増収を達成。営業利益は増収効果に加え、業務効率化や固定費削減などのコスト最適化施策により増益で着地。CRO事業の譲渡益計上により、親会社株主利益は大幅に増加
2025/05/09
説明会開催日:2025年2月19日
代表取締役社長 仁司 与志矢氏
代表取締役社長 仁司 与志矢氏
◎決算サマリー
・売上は320.2億円(前年同期比+4.2%)、営業利益は17.8億円(+16.4%)
・第2四半期連結累計期間は、ドコモ・インサイトマーケティング(DIM)の新規連結等により前年比で増収を達成
・営業利益は増収効果に加え、業務効率化や固定費削減などのコスト最適化施策により増益で着地
・CRO事業の譲渡益計上により、親会社株主利益は大幅に増加
・売上は320.2億円(前年同期比+4.2%)、営業利益は17.8億円(+16.4%)
・第2四半期連結累計期間は、ドコモ・インサイトマーケティング(DIM)の新規連結等により前年比で増収を達成
・営業利益は増収効果に加え、業務効率化や固定費削減などのコスト最適化施策により増益で着地
・CRO事業の譲渡益計上により、親会社株主利益は大幅に増加
◎セグメント別業績
▽マーケティング支援(消費財・サービス)
・DIMの新規連結も貢献し、CR-Web、Co、その他の売上が大きく増加
・CR-WEB以外も好調。パネル調査も前年水準を維持
・海外はシンガポールやUSAが前年を上回る水準で推移
・営業利益は、投資費用、人件費の増加およびドコモとのシナジー事業立ち上げによる先行費用を飲み込み、前年を上回る
▽マーケティング支援(ヘルスケア)
・CRは営業活動の強化が奏功しセグメントを牽引。パネル調査も堅調に推移
・プロモーションは、協和企画でエデュケーション事業の案件創出が遅れ、前年を下回る
・営業利益は、CRの好調により前年を上回る
▽ビジネスインテリジェンス
・重点投資分野に据えたデータ統合基盤・活用ビジネスが堅調に推移した他、ローコード開発案件の好調によりDXが前年比大幅増
・SIは前期大型案件の反動減により前年を下回る
・営業利益は、売上減少の影響を受けるも価格設定の見直しや業務効率化によって前年を上回る
▽マーケティング支援(消費財・サービス)
・DIMの新規連結も貢献し、CR-Web、Co、その他の売上が大きく増加
・CR-WEB以外も好調。パネル調査も前年水準を維持
・海外はシンガポールやUSAが前年を上回る水準で推移
・営業利益は、投資費用、人件費の増加およびドコモとのシナジー事業立ち上げによる先行費用を飲み込み、前年を上回る
▽マーケティング支援(ヘルスケア)
・CRは営業活動の強化が奏功しセグメントを牽引。パネル調査も堅調に推移
・プロモーションは、協和企画でエデュケーション事業の案件創出が遅れ、前年を下回る
・営業利益は、CRの好調により前年を上回る
▽ビジネスインテリジェンス
・重点投資分野に据えたデータ統合基盤・活用ビジネスが堅調に推移した他、ローコード開発案件の好調によりDXが前年比大幅増
・SIは前期大型案件の反動減により前年を下回る
・営業利益は、売上減少の影響を受けるも価格設定の見直しや業務効率化によって前年を上回る
◎第14次中期経営計画
▽基本方針
・Data+Technology企業としてのNew Portfolioへ
▽重点課題
・グループ戦略:2030年の展望をゴールとしたビジネス価値発揮の拡大
・データ戦略:市場が変化しても自社データ価値を高めるデータ戦略の推進
・テクノロジー戦略:データ活用、DX支援を挑戦し続け、産業の境界線を越える
・共創戦略:新たな価値発揮の創出を支援するグループ共創の推進
▽ドコモとのシナジーによる事業成長の方向性
・ドコモとの資本業務提携により、広告・販促・CRMなどのマーケティング実行領域へ本格参入
・マーケティングバリューチェーン全体の一気通貫のデータドリブンマーケティングを展開することにより、リサーチ/インサイトパートナーからマーケティングパートナーへの進化を目指す
▽シナジーの活動進捗
シナジー①中期的には購買履歴付きIDベースソリューションを目指しつつ、短期的にはマーケティングプロセスの上流~下流までを一気通貫の統合ソリューションとして提供
シナジー②出店計画・MD企画の上流から、オペレーション・広告・販促・CRMの下流まで一気通貫で支援
▽基本方針
・Data+Technology企業としてのNew Portfolioへ
▽重点課題
・グループ戦略:2030年の展望をゴールとしたビジネス価値発揮の拡大
・データ戦略:市場が変化しても自社データ価値を高めるデータ戦略の推進
・テクノロジー戦略:データ活用、DX支援を挑戦し続け、産業の境界線を越える
・共創戦略:新たな価値発揮の創出を支援するグループ共創の推進
▽ドコモとのシナジーによる事業成長の方向性
・ドコモとの資本業務提携により、広告・販促・CRMなどのマーケティング実行領域へ本格参入
・マーケティングバリューチェーン全体の一気通貫のデータドリブンマーケティングを展開することにより、リサーチ/インサイトパートナーからマーケティングパートナーへの進化を目指す
▽シナジーの活動進捗
シナジー①中期的には購買履歴付きIDベースソリューションを目指しつつ、短期的にはマーケティングプロセスの上流~下流までを一気通貫の統合ソリューションとして提供
シナジー②出店計画・MD企画の上流から、オペレーション・広告・販促・CRMの下流まで一気通貫で支援
◎トピックス
▽マーケティング支援(消費財・サービス)
・計画通りに、25年1月に設計数7万サンプルの新SCIをリリース
・SCIとCODEの一体活用を促進させ、リサーチ~販促・広告テストの一気通貫型CX向上支援サービスの提供へ
▽マーケティング支援(ヘルスケア)
・営業力の強化によりカスタムリサーチが復調
・製薬会社の営業活動支援ツール “Impact Track” 導入が拡大
▽ビジネスインテリジェンス
・Snowflake社との協業により企業のデータ利活用を推進
▽流通データPF
・POSデータを統合し営業・製造活動を最適化する「POS-is ™ 」拡大中
▽AIや統計手法を活用したソリューションの進化
・『 Sales Impact Scope 』の提供開始
・オンライン集計ツール『 Lyche-Board 』にAIコメント生成機能を搭載、β版の提供を開始
▽INTAGE Open Innovation Fundについて
・Data + Technology 企業にむけたアライアンスを加速
▽マーケティング支援(消費財・サービス)
・計画通りに、25年1月に設計数7万サンプルの新SCIをリリース
・SCIとCODEの一体活用を促進させ、リサーチ~販促・広告テストの一気通貫型CX向上支援サービスの提供へ
▽マーケティング支援(ヘルスケア)
・営業力の強化によりカスタムリサーチが復調
・製薬会社の営業活動支援ツール “Impact Track” 導入が拡大
▽ビジネスインテリジェンス
・Snowflake社との協業により企業のデータ利活用を推進
▽流通データPF
・POSデータを統合し営業・製造活動を最適化する「POS-is ™ 」拡大中
▽AIや統計手法を活用したソリューションの進化
・『 Sales Impact Scope 』の提供開始
・オンライン集計ツール『 Lyche-Board 』にAIコメント生成機能を搭載、β版の提供を開始
▽INTAGE Open Innovation Fundについて
・Data + Technology 企業にむけたアライアンスを加速
◎通期計画・資本政策・配当方針
▽2025年6月期の業績予想
・通期の連結業績予想については、第2四半期(中間期)までの業績および事業環境を考慮し、営業利益、経常利益、親会社に帰属する当期純利益を上方修正
・売上は680億円(変わらず)、営業利益45億円(+7億円)、経常利益45億円(+7億円)、親会社株主利益3.75億円(+0.5億円)を予想
▽資本政策について
・資本効率を重視し、最終利益を全額「株主還元」と「成長投資」に振り向ける
▽配当方針
・利益配分に関する基本方針をもとに、2025年6月期は45円を予定
▽2025年6月期の業績予想
・通期の連結業績予想については、第2四半期(中間期)までの業績および事業環境を考慮し、営業利益、経常利益、親会社に帰属する当期純利益を上方修正
・売上は680億円(変わらず)、営業利益45億円(+7億円)、経常利益45億円(+7億円)、親会社株主利益3.75億円(+0.5億円)を予想
▽資本政策について
・資本効率を重視し、最終利益を全額「株主還元」と「成長投資」に振り向ける
▽配当方針
・利益配分に関する基本方針をもとに、2025年6月期は45円を予定

決算中継「社長のビジョン」 株式会社i‐Cue(アイキュー)
上場会社が投資家向けに実施する会社説明会。ほとんどの会社では、トップの社長から、直接成長ストーリーや将来ビジョンについての説明を聞くことができます。個人投資家にとって、投資判断を左右する情報を読み取れる欠かせない機会となっています。
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免責事項
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
運営会社:株式会社i‐Cue(アイキュー)
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