プレステージ・インターナショナル(4290)の通期決算は、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない厳しい事業年度となったが、必要な成長投資を実施すると共に継続的なコストコントロールを実行
2021/06/03
説明会開催日:2021年5月14日
常務執行役員 中山 克哉氏
常務執行役員 中山 克哉氏
◎決算概要
・売上は前期比-4.2%の406.1億円、営業利益は+5.5%の52.3億円
・新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない厳しい事業年度
・必要な成長投資を実施すると共に、継続的なコストコントロールの実行
・売上原価を5.9%、販管費を1.6%抑制 ⇒アシスタンス業務による外注費(原価)、残業抑制および人員の再配置による人件費(原価・販管)をコントロール
・親会社株主に帰属する当期純利益 ⇒海外グループの収益減を国内事業でカバーした結果、税負担率が増加
・売上は前期比-4.2%の406.1億円、営業利益は+5.5%の52.3億円
・新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない厳しい事業年度
・必要な成長投資を実施すると共に、継続的なコストコントロールの実行
・売上原価を5.9%、販管費を1.6%抑制 ⇒アシスタンス業務による外注費(原価)、残業抑制および人員の再配置による人件費(原価・販管)をコントロール
・親会社株主に帰属する当期純利益 ⇒海外グループの収益減を国内事業でカバーした結果、税負担率が増加
◎セグメント別売上高・営業利益の状況
<売上高>
▽オートモーティブ(対前期比 -5.7%)
・国内における活動自粛の影響を受け、主にロードアシストの追加収益の獲得に至らず、減収
▽プロパティ (同 +1.5%)
・パークアシストは弱含みで推移も、ホームアシストの堅調でカバーし、増収
▽グローバル (同 -25.4%)
・新型コロナウイルス感染症の影響を最も受けた海外旅行保険、現地決済クレジットカードの利用減
・駐在員向け医療サポートは、コロナ対応ニーズで新規獲得もあったが、会員(ご家族含む)の帰国、受診控えが生じた
▽カスタマー (同 +14.5%)
・既存ビジネスの堅調
▽金融保証 (同 +6.1%)
・グループ会社である株式会社イントラストが経営する保証プログラムが堅調に推移。
▽IT (同 -26.0%)
・前期の受注検収の反動により、減収
▽ソーシャル (同 +65.7%)
・前期の発達障害児支援プログラムの給付金返還の影響なく、売上高は増収
<営業利益>
▽オートモーティブ(対前期比 +18.0%)
・PAシェア率向上、人件費コストコントロール等の生産性向上施策を実行し、増益。営業利益率14.7%は過去最高水準
▽プロパティ (同 -4.3%)
・魚沼を中心に受注能力の強化、基幹システム構築等の成長投資実行。一時的にコストが生じ、減益
▽グローバル (同 -75.1%)
・新型コロナウイルス感染症の影響を最も受けた海外旅行保険、現地決済クレジットカードの利用減
・駐在員向け医療サポートは、コロナ対応ニーズで新規獲得もあったが、会員(ご家族含む)の帰国、受診控えが生じた
▽カスタマー (同 +136.6%)
・プロジェクトの採算改善も寄与
▽金融保証 (同 +4.7%)
・グループ会社である株式会社イントラストが経営する保証プログラムが堅調に推移
▽IT (同 -19.4%)
・前期の受注検収の反動により、減益
▽ソーシャル
・前期の発達障害児支援プログラムの給付金返還の影響なく、営業利益は赤字幅縮小
<売上高>
▽オートモーティブ(対前期比 -5.7%)
・国内における活動自粛の影響を受け、主にロードアシストの追加収益の獲得に至らず、減収
▽プロパティ (同 +1.5%)
・パークアシストは弱含みで推移も、ホームアシストの堅調でカバーし、増収
▽グローバル (同 -25.4%)
・新型コロナウイルス感染症の影響を最も受けた海外旅行保険、現地決済クレジットカードの利用減
・駐在員向け医療サポートは、コロナ対応ニーズで新規獲得もあったが、会員(ご家族含む)の帰国、受診控えが生じた
▽カスタマー (同 +14.5%)
・既存ビジネスの堅調
▽金融保証 (同 +6.1%)
・グループ会社である株式会社イントラストが経営する保証プログラムが堅調に推移。
▽IT (同 -26.0%)
・前期の受注検収の反動により、減収
▽ソーシャル (同 +65.7%)
・前期の発達障害児支援プログラムの給付金返還の影響なく、売上高は増収
<営業利益>
▽オートモーティブ(対前期比 +18.0%)
・PAシェア率向上、人件費コストコントロール等の生産性向上施策を実行し、増益。営業利益率14.7%は過去最高水準
▽プロパティ (同 -4.3%)
・魚沼を中心に受注能力の強化、基幹システム構築等の成長投資実行。一時的にコストが生じ、減益
▽グローバル (同 -75.1%)
・新型コロナウイルス感染症の影響を最も受けた海外旅行保険、現地決済クレジットカードの利用減
・駐在員向け医療サポートは、コロナ対応ニーズで新規獲得もあったが、会員(ご家族含む)の帰国、受診控えが生じた
▽カスタマー (同 +136.6%)
・プロジェクトの採算改善も寄与
▽金融保証 (同 +4.7%)
・グループ会社である株式会社イントラストが経営する保証プログラムが堅調に推移
▽IT (同 -19.4%)
・前期の受注検収の反動により、減益
▽ソーシャル
・前期の発達障害児支援プログラムの給付金返還の影響なく、営業利益は赤字幅縮小
◎業績予想
・売上は前期比+10.8%の450億円、営業利益は+14.7%の60億円を予想
・新型コロナウイルス感染症の影響が一部残ると想定も「価値創造」を目指し、サービスメニューの追加、サービス領域の拡大を行う
・コストコントロールを継続的に実施⇒更なる生産性の向上を目指す
・オートモーティブ:活動の回復とサービスメニュー追加。大手クライアントの立ち上げに向けた採用・教育、現場対応強化の成長投資負担発生も営業利益率13.2%の高水準維持を見込む
・プロパティ:成長投資の効果獲得を見込む
・グローバル:ワクチンの普及で一部回復を見込む駐在員向けサービスを軸に展開
・2022年3月期配当:1株当たり配当金は中間4.00円、期末4.00円、合計8.00円を予想。BPO拠点開設を中心とした成長投資を継続する方針であるが、配当性向30%を基準とする
・売上は前期比+10.8%の450億円、営業利益は+14.7%の60億円を予想
・新型コロナウイルス感染症の影響が一部残ると想定も「価値創造」を目指し、サービスメニューの追加、サービス領域の拡大を行う
・コストコントロールを継続的に実施⇒更なる生産性の向上を目指す
・オートモーティブ:活動の回復とサービスメニュー追加。大手クライアントの立ち上げに向けた採用・教育、現場対応強化の成長投資負担発生も営業利益率13.2%の高水準維持を見込む
・プロパティ:成長投資の効果獲得を見込む
・グローバル:ワクチンの普及で一部回復を見込む駐在員向けサービスを軸に展開
・2022年3月期配当:1株当たり配当金は中間4.00円、期末4.00円、合計8.00円を予想。BPO拠点開設を中心とした成長投資を継続する方針であるが、配当性向30%を基準とする
◎中期経営計画(2022年3月期~2024年3月期見通し及び戦略)
▽次の成長の実現に向けて
・ITやDXを活用するプラットフォームを構築し、業務工数の削減、見直し、更なる顧客ニーズへの対応、PIならではの価値提供を目指す
・上場以降年平均成長率10%以上継続
・FY26国内BPO総席数6000席超へ
・- PREMIER Assist-安心・安全のナショナルブランドとして確立
・PI×DXはフィールドのみならずナレッジプラットフォームに進化
▽長期ビジョンと中期経営計画
・長期ビジョン:「価値創造企業」として社会的課題を解決するサービスを創出する
<中期事業計画2021-2024>
1.PIでしか実現できないサービス領域の創造
2.安定的・継続的な成長
3.地方都市での雇用の創造・維持
4.インクルーシブな職場環境の創出
▽オートモーティブ
・ロードアシスト+カスタマーサポートのITによる更なる価値提供
・質+スピード+顧客価値(更なる満足)の追求
▽プロパティ
・BPO×IT 「住」サポートのスタンダードモデルを提供
▽グローバル
・HCPを軸に拠点インフラを強化
・コロナ回復時、海外旅行サービスと同じインフラで高い存在価値を展開
▽カスタマー
・入口としての重要な機能
・高品質なサービス開発を継続
▽金融保証
・ストックの積み上げ
・社会的意義に繋がる戦略の拡充
・保証スキームで社会インフラを提供
▽IT
・人でしかできないサービスの価値向上
▽ソーシャル
・アランマーレ
・オランジェリー
・ソーシャルビジネスへの取り組み
▽財務目標
・24/3期売上600億円、営業利益80億円、ROA10%、ROE13%、総還元性向30%以上
▽次の成長の実現に向けて
・ITやDXを活用するプラットフォームを構築し、業務工数の削減、見直し、更なる顧客ニーズへの対応、PIならではの価値提供を目指す
・上場以降年平均成長率10%以上継続
・FY26国内BPO総席数6000席超へ
・- PREMIER Assist-安心・安全のナショナルブランドとして確立
・PI×DXはフィールドのみならずナレッジプラットフォームに進化
▽長期ビジョンと中期経営計画
・長期ビジョン:「価値創造企業」として社会的課題を解決するサービスを創出する
<中期事業計画2021-2024>
1.PIでしか実現できないサービス領域の創造
2.安定的・継続的な成長
3.地方都市での雇用の創造・維持
4.インクルーシブな職場環境の創出
▽オートモーティブ
・ロードアシスト+カスタマーサポートのITによる更なる価値提供
・質+スピード+顧客価値(更なる満足)の追求
▽プロパティ
・BPO×IT 「住」サポートのスタンダードモデルを提供
▽グローバル
・HCPを軸に拠点インフラを強化
・コロナ回復時、海外旅行サービスと同じインフラで高い存在価値を展開
▽カスタマー
・入口としての重要な機能
・高品質なサービス開発を継続
▽金融保証
・ストックの積み上げ
・社会的意義に繋がる戦略の拡充
・保証スキームで社会インフラを提供
▽IT
・人でしかできないサービスの価値向上
▽ソーシャル
・アランマーレ
・オランジェリー
・ソーシャルビジネスへの取り組み
▽財務目標
・24/3期売上600億円、営業利益80億円、ROA10%、ROE13%、総還元性向30%以上
決算中継「社長のビジョン」 株式会社i‐Cue(アイキュー)
上場会社が投資家向けに実施する会社説明会。ほとんどの会社では、トップの社長から、直接成長ストーリーや将来ビジョンについての説明を聞くことができます。個人投資家にとって、投資判断を左右する情報を読み取れる欠かせない機会となっています。
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免責事項
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
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