ビックカメラは決算発表を受けて年初来高値を更新

2024/04/17

8月決算企業の上期決算発表集計

小売り企業を中心とした2月決算企業の本決算発表もほぼ終わりとなりましたが、それと並行して行われていたのが8月決算企業の上期決算発表です。3月28日のマルマエ(6264)を皮切りに4月2日には霞ヶ関キャピタル(3498)などが決算を発表したほか、9日にはカーブスホールディングス(7085)やU-NEXT HOLDINGS(9418)などが決算を発表しました。また、10日にはサイゼリヤ(7581)などが、11日にはコジマ(7513)やファーストリテイリング(9983)などが決算を発表したうえ、12日もビックカメラ(3048)や良品計画(7453)などが決算を発表しています。

そのなかで決算発表を受けて株価が大きく上げたのがビックカメラです。インバウンド売上の一層の回復が見込まれることや、販管費全体の抑制に取り組むことなどにより158億円とみていた2024年8月期の営業利益の見通しを195億円に上方修正したことで株価が大幅高となり年初来高値を更新しました。一方でファーストリテイリングは売上高にあたる売上収益を下方修正したことや、営業利益の見通しを据え置いたことで株価が大幅安となっています。

 
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