失敗しない!投資(トレード)の始め方【前編】

2024/04/28

こんにちは、石田です。

 

今日から前編、後編2回に分けて「失敗しない!投資(トレード)の始め方」をお送りします。

これから投資(トレード)を始めてみようと考えている方やこれまで独学でやってみたけどうまくいかないから一からやり直したい。

と考えている方へ向けた内容です。

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投資にまつわるニュースや広告を見ると「簡単に儲かりそう!」と思えてしまう投資の世界ですが、、、

実際には「勝ち組1割:負け組9割」と言われるほど厳しい世界です。

そんな世界で少しでも安定して収益を上げていきたいと考えている方は、これからお話しするステップに沿って投資スタイルを構築していくことをお勧めします。

 

STEP1:望む収益と実際の手間と難易度を確認

投資のスタイルには様々なものがあります。

そのスタイルごとに

・必要な資金
・得られる収益
・技術習得の難しさ
・かかる手間
・拘束される時間

は大きく異なります。

そのため、自分が望む収益は「今の自分のライフスタイルでは物理的に無理」という場合があります。

なので「現実的に実践可能な投資スタイルと望む収益のバランス」を正しくとる必要があります。

目先の収益ばかりに気を取られ、できもしないことを無理にやっても、結果は目に見えていますので、そのあたりを考慮しながら「現実的な現金ベースの収益をイメージ」してみましょう。

これから投資を始める方についてはイメージしようがないかもしれませんので参考までにいくつかの現実的な投資スタイルのパターンと現実的に望める収益をご紹介します。

 

パターン1:デイトレードを含む短期的な売買

収益性 :★★★ (高い)
技術習得:★★★ (難しい)
必要資金:★   (少なくても可)
拘束時間:★★★ (売買サイクルが早いほど必要)
 

パターン2:1週間~1か月程度の中期的な売買

収益性 :★★  (資金に応じて★が増える)
技術習得:★★  (できないことはない)
必要資金:★★  (少なくても可)
拘束時間:★★  (1日1回は管理が必要)

 
パターン3:長期的な売買

収益性 :★   (売買頻度が多いものと比較して低い)
技術習得:★   (どちらかというと簡単)
必要資金:★★  (利回りが低めなので多ければ多いほど良)
拘束時間:★   (1週間に1回程度の管理でも可)

 
パターン4:投資信託

収益性 :   (低い)
技術習得:   (必要なし)
必要資金:★  (少額でスタート可)
拘束時間:   (必要なし)

*収益性についての最低ラインは使用した資金に対して年率5%程度を基準にしています。
*技術習得が難しいものほど、安定した収益が得られる体制が整うまでに時間がかかります。

 

ざっくりとしたイメージですが、簡単に言うと「難しく手間がかかるほど収益多く、簡単で手間がかからないほど収益は少ない」ということです。

これらのパターンを参考に「自分はこれでいこう!」というものを見つけてください。

 

STEP2:必要資金の準備

冒頭でお伝えしたとおり、投資で安定した収益を得続けることは皆さんが「インターネットや書籍を通して得た情報からイメージしているよりもかなり難しい」のです。

安定した収益が得られる体制が整う前から貯蓄や積立を切り崩し、安易に大金を突っ込むと大変な目にあう可能性が高いです。

耳にしたことがあるかもしれませんが何十年も働いて得た退職金をすべて投資につぎ込んだ挙句、一生後悔することになってしまった投資家は想像以上にたくさんいるのです。

なので、投資資金というイメージではなく、「万が一の場合、本当に失う可能性のあるリスク資金である」というイメージを持っていただきたいのです。

投資の世界を甘く見ず、必要資金の準備というステップをしっかりと踏んでください。

 

以下のチェック項目に目を通しながら必要資金を準備しましょう。

◆投資に準備するお金は、万が一の場合に失う可能性がある。

◆借入等で準備したお金ではないか?

◆将来必要なお金ではないか?(住宅購入やリフォーム資金、車両購入予定等)

◆その資金を失っても普段の生活に支障はないか?

投資スタイルを構築し、投資で安定的に収益が得られ「バラツキが少なく再現性が高く」なれば、そうなってから資金を増やすことができますし、得た収益を使っての複利運用も可能となります。

まだ得られるかどうかわからないものに対して大きなリスクを背負うことは絶対にやめましょう。

 

いかがでしたでしょうか?

もしあなたがリスク管理の部分に関して「そこまで慎重にならなくても・・・。」と感じた場合、厳しいようですが投資を始めても失敗する可能性が高いです。

失敗したくなければ慎重に準備を進めてください。

次回は

STEP3:具体的な投資戦略を決める
STEP4:実践方法についてお話します。

続く・・・。

 

それではまた!

 


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