再現性の高い投資ルール作りの肝

こんにちは、石田です。

 

今日は「再現性の高い投資ルール作りの肝」というテーマでお話ししようと思います。

もしかするとご存知の方もいるかもしれませんが、私のマーケットでの投資成績が改善に向かったきっかけは「システムトレード」と呼ばれる投資スタイルへ切り替えたことです。

但し、私の言うシステムトレードは昨今の解釈である「システムトレード」=「自動売買」ではありません。

今から20年以上前なので、当然プログラム売買が盛んな状況でもなく・・・。

 

私のシストレ表現の定義はシステムトレード、イコール「ファンダメンタルの状況や自己の感情は一切無視して、ルールが発した売買サイン通りに粛々と機械的に売買を繰り返す行為」となります。

その為、売買そのものは
・可能なものはウェブ操作を行い、VBなどでアプリ化したなんちゃって自動売買。
・大半のものは決められた時間に手動で売買注文を出す。
という形です。

この形のシステムトレードを行うために株、商品先物、のちに為替などで「大量の売買ルールを作成する」という事をしていました。

 

ボツになったものを除き、過去の最大のルール管理数は「160ルール」ほどですから、相当な数のルールを作ってきたことが想像できると思います。

なので、投資ルール(売買ルール)の作成はどちらかというと「得意」です。

 

また、私の作成する投資ルールは「一切の裁量判断を除く」という特徴があり、基本、誰がやっても同じところでエントリーし、同じところで損切りし、同じところで利益確定する。

というものが大半です。

その代わりに「裁量判断を加える投資ルールと比較して精度は低い(非効率)」とも言えます。

しかし、これは私の投資スタンスであれば全く問題がありません。

 

投資ルールは「確実に利益を積み上げていくことが最も重要な役割」なので、

利食い-損切り=純利益

の公式で「再現性が高く純利益を残せる」のであれば、仮にそれが100万円(利食い)-99万円(損切)=1万円(純利益)という「とても非効率なやり方」であったとしても、再現性の高さにより、「100万円欲しいのであれば、上記を100回繰り返すだけ」となるので問題がない、という事です。

もちろん、様々な投資スタイルがあり、投資家それぞれの考え方は違うので、自分が「これが最も良い!(最も自分に合っている!)」というものを選択すべきで、私のやり方が最も良い!なんていう気持ちは毛頭ありません。

なのでここから先は私の投資スタイルに賛同していただける方が読み進めていただければと思います。

 

「再現性の高い投資ルール作りの肝」ですが、今日は代表的なもののうちから2つの肝をご紹介します。

1つ目の肝は『一度作ったルールの成績が悪くても、「もしやっていたとしたら」と仮定して最低1年は監視(シミュレーション)を続ける』です。

ルールが機能するかしないかは、その時のマーケットの動き方のパターンに左右されます。

また、このパターンですが、同じパターンのまま数カ月続くことも多々あり、、、半年間成績が悪くても次の半年でそれ以上の利益を上げることは普通にあるのです。

ですから、目先の成績が悪いことを理由に監視をやめてしまうと「本来長期的に取り組めばしっかりと利益を残してくれる投資ルールを自ら手放すことになる」ので、そうならないようにするためなので、どちらかというと「ルールを作るためのルール」とも言えます。

 

2つ目の肝は『注文が集中する「時間帯」に発生するマーケットのクセ を利用して、そのクセで利益が出る形へ落とし込む』となります。

ルール作りに慣れている人であれば投資ルールを作ることはたやすいですが慣れてない人は「そもそも儲かるルールってどう作ればいいの?」「何から始めたらいいの?」という感じだと思います。

そのような時には、まず注文が集中する時間帯、つまり、、、株などであれば朝の寄付、前場終わり、後場はじめや大引けなど、為替であれば、市場が切り替わる時間帯の前後や週明けなどです。

このような時に「特有のクセ」が発見できれば、それがそのままルールになったりします。

 

これはあくまでも例ですが、例えば、前日に高値引けしていて「翌日も朝の寄り付きでさらに大きく上窓を開けて始まる銘柄」があるとします。

この銘柄に「寄付き後に空いた窓を埋める傾向(クセ)がある」としましょう。

そのような場合には投資ルールとして「前日の終値が高く、当日の朝、前日の終値よりも ○円以上高く寄り付けば、当日寄付きで成り行き売り」のようなルールが作れるという事です。

もちろん、ここにはまだ最適な損切幅や利確の基準が入っていないので、さらにルールを加えていく必要があるのですが、イメージとして、『注文が集中する「時間帯」に発生するマーケットのクセを利用して、そのクセで利益が出る形へ落とし込む』というのが伝わったのではないかと思います。

 

今日は2つの肝をご紹介しましたが、また別の機会に残りの中からもご紹介しようと思います。

今これを読んでいるあなたは「今のところはそれなりに投資成績は良い」かもしれません。

もし、今後成績が落ち込み、なかなか改善できないようなスランプに陥ることがあれば、今日の記事を思い出して、肝の部分を意識していただければ成績改善のお手伝いができるのではないかと思います。

 

それではまた!

 


実は、「買いサインが表示されたら株を買うだけ」そんな投資法があります。

その投資法は、株価が下落しても気にせず、損切りせずに毎年20%の利益を狙っています。しかも、難しいことなど一切していません。

もちろん、年利20%というのは目指す数字であり、年利20%が絶対ではありません。当然ながら相場状況によって利回りは変動しますので。

そうは言っても、私自身の経験上、年利20%を毎年目指していけます。

では、一体どうやって損切りをせずに年利20%を目指すというのか?
ただ、ナンピンのように買い下がっているだけじゃないのか?
そのサインとやらは一体なんなのか?

今、あなたの頭には、色々と疑問が浮かんでいると思います。その疑問に答えているインタビュー映像があります。

以下のバナーをクリックして「損切りせずに年利20%を目指す方法」を確認してください。

 

アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社
安定して勝ち続けるために必要な相場・トレードの本質を解説します。「トレードで勝ち続けるための原則」「資産運用主体の自由な人生の送り方」「複数の収入源構築方法」など公開していきます。
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本情報に基づいて行われる判断について、アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社は一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社に帰属します。本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。