さて、前回「あなたは自分には投資の才能があると感じますか？」とお聞きしました。

皆さんの答えはいかがだったでしょうか？
イエスと答えられた方が多かったのではないかと思います。

では、「投資の才能」って具体的に何でしょうか？

ちょっと、小学校の頃を思い浮かべてみてください。

あなたは子供の頃に異性の体がどうなっているかが気になって仕方がなかったことがありますか？　私は10歳くらいの時に、女の子の体が不思議で仕方なかったです。もちろん、当時はどうしたら子供ができるかなんて知りもしませんでしたが。

理科の実験で塩酸と水酸化ナトリウムを混ぜた時に塩（塩化ナトリウム）ができると教科書には書いてあったけど、本物かどうかを確かめたくて舐めてみたことはありませんか？（間違いなく塩味がしますよね）

アルミニウムの融点は660℃と聞いて、バーナーで１円玉をあぶって溶かしてみたことはありますか？ 私は家のガスコンロで1円玉を鉄箸でつまんであぶったことがあります。溶けたアルミがガスコンロに落ちてこびりつき、親にバレないかと冷や汗をかきました。

これはほんの一例ですので同じ経験がなかったとしても問題はありません。

こうした質問をしたのはあなたに強い好奇心があるかどうかを考えてみてほしかったからです。どうですか？

「あなたは、自分は好奇心が強い人間だと思えますか？」

好奇心に関連してもう一つあります。

自分が楽しい（やりたい）と感じたものに関して、どれだけのめり込んだことがありますか？

なんでも構いません。麻雀、競馬、パチンコ、TVゲーム、ディスコ（クラブ）、スポーツ、楽器、お勉強、仕事････。誰かに指示されることなく、ただの時間潰しではなく、ひたすら没頭し、倒れるように眠ったことがありますか？

執着心とここでは表現しておきます。

「あなたには、達成に向けた執着心がありますか？」

投資の才能とは決して特別なものではありません。

「好奇心」と「執着心」。興味とコダワリと言い換えても良いかもしれません。

ちょっと、自分が嵌まったもの（コト）を一度じっくり思い浮かべてみてください。

また、次回に続きます。