サイバーAG<4751>直近も年初来高値を更新し、さらに高値圏を狙い上昇中…決算発表でここから、どこまで上昇する?
1/27に第1四半期決算発表を迎えたサイバーエージェント<4751>。コロナ・ショック以前は低迷し横這いで推移していたものの、その後上昇に転じ、年初来高値を更新し好調に推移しています。
そのような中、第1四半期決算発表を迎える同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
サイバーエージェント<4751>の第1四半期決算前後の株価動向は?
同社株価は、現在、堅調に推移しており、右肩上がりの25日移動平均線、75日線の上に位置しています。
そこで、決算を挟んだ1ヶ月間(1月中旬~2月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2001年から2020年の株価の推移を見ると、上昇傾向が12回、下落傾向が8回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向があると考えられるでしょう。
変動幅を見ると、上下合わせて10%以上が12回あります。これを見る限り、上にも下にも大きく株価が変動する傾向があることには注意が必要であり、特長であると考えると良いでしょう。
では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
サイバーエージェント<4751>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:8,900円
下値目安:6,570円
※1/18終値7,400円を基準に計算
これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約20.2%、下落幅は約11.2%と考えられます。よって、上値は「8,900円」、下値は「6,570円」が目標株価と考えられるでしょう。
もし、上値の目安に到達した場合は、先日更新した年初来高値よりもさらに上抜けします。もし、ここまで上昇すると、現在よりも1段2段と上に位置するので、大きく上昇することが期待できるかもしれません。
反対に、下値の目安に到達した場合は、現在の75日移動平均線を下抜けします。そうなると、これまでの勢いがなくなり、再上昇まで時間を要することになるでしょう。
このように同社は、このタイミングでの株価の変動が大きい傾向があるので、大きな上昇を期待する一方で、失速するリスクもあります。
よって、過度に上昇することを考えず、大きく下落し失速することも考慮しながら売買の判断をすると良いのでしょう。ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。
※本記事は2020/1/26時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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