今週の注目レポート　(2月2日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点（ROE・財務レバレッジ・PBR水準等）で、注目銘柄をピックアップします。

●ストライク（6196）【 2+→2+】
「1Qは大型案件増加等から大幅増益、24/9期は順調にスタート」
TIWは投資評価「2+」を維持する。その理由は、24/9期1Q（10-12月）は大幅増収大幅営業増益の好決算となった、1Q決算では大型案件増加による案件単価（売上高/成約組数）の上昇等により営業利益率を前年同期の28.4％→36.6％まで改善させたことが評価できる、24/9期のスタートは順調であり、10期連続の増収増益と連続で営業過去最高益更新、増配を見込む24/9期計画達成の確度は高いとTIWではみること、良好な事業環境（同社事業の中心である事業承継を解決する「M&A」市場は拡大が続く）が続くとみられる中、優秀な人材確保等、同社の営業体制強化が進んでいることなどから同社の中期的成長余地は高いとTIWではみることに加え、高成長が続く中、株価指標面にも成長銘柄としてみれば特段割高感がないことなどによる。
予想ROE：28.6％　PBR：6.0倍、来期予想PER：15.7倍、来期予想EPS成長率：18％
株価（2/2終値）：4,885円　Fモデルによる理論株価：4130円（1月31日by高田悟）

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。
算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。