ワークマン<7564>8月の年初来高値更新から下落が続き、決算発表後やや上昇するも5,100円前後を横ばいに推移中…年末に向け株価どうなる?

2022/11/30

 

11/7に第2四半期決算発表を終え、ここから年末に迎えるワークマン<7564>。決算発表当日、翌日と大きな変化はありませんでしたが、その後3日続伸するなどし、現在は5,100円前後に位置しています。

そのまま、75日・200日移動平均線の下に位置し、上向きに推移している25日移動平均線の上に位置し、各移動平均線が接近し、なかなか株価が動きにくい展開が続いています。

このような同社ですが、ここから年末に向けてどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ワークマン<7564>の12月の傾向は?


同社の株価は、12月(12月上旬~1月上旬)に、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:ワークマン<7564>の12月の傾向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2021年の株価の推移を見ると、上昇傾向が14回、下落傾向が8回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向があると読み取れるでしょう。

変動幅を見ると、10%以上の変動は、上下合わせて5回あります。そのうち3回は上昇時です。また、その中には2000年に一度だけ25%をこえる上昇もあります。対して、5%以内の変動は12回あります。

これらを考慮すると、同社はこの時期に、上昇傾向はあるものの、変動は小幅にとどまる可能性が高いでしょう。

ただし、やや注意なのは、変動幅が極端に動く傾向があることです。上昇時も下落時も5%以内にとどまるか、それをこえると10%以上、もしくはそれに近い水準まで変動する傾向が見られます。

5%を基準に、そのまま維持になる動きが見られるか、一気に進むかの動きを見ていくと良いかもしれません。

では、同社の株価は、この12月にどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ワークマン<7564>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:5,430円
下値目安:4,770円

※11/21終値5,100円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約6.4%、下落幅は約6.4%と考えられます。よって、上値は「5,430円」、下値は「4,770円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、現在集結しつつある200日・75日・25日移動平均線の範囲を超えた位置に届きます。

それをふまえると、ここでの価格帯を維持できない場合は、この各線が狭まった範囲を目安にボックス圏で推移すると考えられるでしょう。

なお、ここから上昇するには、各移動平均線が上向いてくる必要があります。何度か上下をしながら、各移動平均線が上向いてくるようなことがあれば、上昇への下地が整ったと判断できるでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、大きな下落にはならないものの、上昇時と同様、狭い範囲での推移になると考えられます。

そこから、更に下落するかも、上昇時と同様に各移動平均線が下向きになることがなければ、それまでは下落方向に動く可能性は低いでしょう。

このように同社は、株価が上下のどちらにも動きにくいタイミングにきています。上昇も下落も、移動平均線がどうなるかにかかっています。

そういった意味では、しばらくは、我慢比べのように小さなボックス圏での変動が続くでしょう。

ボックス圏での売買は、利益を狙うのがとても難しいところです。安易に売買の判断をして仕掛けてしまうと、小さな含み損を抱え続けることもあります。

反対に、利益確定しようとしたら、含み損になるということも十分に考えられます。

そのような難しい展開が続きますので、ここは方向感が出るまで様子見を続けるのが良いでしょう。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2022/11/29時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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