2021年後半の日経平均株価どこまで上がる?
今年後半の日経平均株価が、どこまで上がるか気になる人はいますか?
2月中旬ごろまでは、堅調に推移していた日経平均株価。ちょうど、その頃は「どこまで上がるか?」一つのテーマだったかもしれません。
それが、2月下旬からは軟調に推移し、4月以降は一進一退の状況が続いています。そのような中、7/9に27,000円台まで下落したこともあり、今度は「どこまで下がるか?」が注目になってきました。
そして、9月に入り、節目である30,000円に到達するなど、今度は「どこまで上がるのか?」が注目されてきました。
そこで今回は、今年後半の日経平均株価が「どこまで上がる可能性があるのか?」をデータ分析してみました。
日経平均株価、ここから年末に向けてどう動く?
日経平均株価は、ここから年末かけて例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2000年から2020年の株価の推移を見ると、上昇傾向が13回、下落傾向が8回見られます。この数字を見る限り、やや上昇傾向があると考えられるでしょう。
変動幅を見ると、2005年は、40%まで上昇、2013年は50%の上昇と大きく動いています。下落では、2008年に40%ほど下げています。この時期は、比較的大きく変動するのが特長かもしれません。
なお、この分析結果を見る限り、平均上昇幅は約17.6%、平均下落幅は約20.1%と考えられます。
よって、2021年年末時点での日経平均株価は【21,362円54銭~31,492円48銭】を目安に推移すると考えられるでしょう。
これらをふまえると、この期間の日経平均株価は、上下ともに大きく変動する傾向がやや見られます。
全体としては、やや上昇傾向があるものの、変動が大きいだけに方向感がつかみにくいかもしれません。
2021年後半の日経平均株価どこまで上がる?
日経平均株価は、ここから年末かけて例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
【2021年年末日経平均株価・目標株価】
上値目安:21,362円54銭
下値目安:31,492円48銭
※2020/12/18終値26,763円39銭を基準に計算
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
このデータ分析の結果を見る限り、3ヶ月後から半年後にかけては、12/18終値26,763円39銭を基準に計算すると、上下ともに2,000円程度変動することが想定されるでしょう。
また、2021年の年末にかけて上下の変動は大きくなり、上下ともに5,000円程度変動することが想定されるでしょう。
このように、日経平均株価は、例年年末にかけて上下に大きく変動する傾向があります。それをふまえると、2021年の年末は、上値の目安は31,000円台、下値の目安は21,000円台と考えられます。
よって、もし上昇する場合は「31,000円台」まで上昇の勢いが増す可能性があると考えられるでしょう。つまり、それくらい、ここから上下に大きく変動するのが、今年後半の特徴とも言えるでしょう。
しかしながら、これはあくまでも日経平均株価の動向です。個別銘柄と日経平均株価は、必ずしも同じ動きをするわけではありません。
よって、この日経平均株価の動向は、あくまでも目安として把握するのが良いでしょう。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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